「明治薬科大学明薬資料館」 に対する検索結果 : 30件
情報所有館 : 明治薬科大学明薬資料館
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150×132cm、木製。「本舗 東京牛込 資生堂製」。年代:明治
182×1211cm、木製。「本舗 東京黒澤製」。年代:明治
14×22.5cm、金属製。明治時代になると漢方薬に代わって西洋薬が主流になり、薬を調合するための秤が必要になった。明治22(1889)年3月に公布された『薬品営業並薬品取扱規則』で薬局には調剤用の天秤を備えておくことが義務付けられ、調剤用上皿天秤が普及した。写真の上皿天秤は明治後期に大阪で製造されたもので、ひょう量200グラム、感量200ミリグラムのもの。皿はベッコウ製で、裏が透けて見えるほど薄くて非常に軽いもの。年代:明治
17×20cm、付属品として分銅(0.005グラム、0.02グラム×2、0.01グラム、4個の銀)が引出しの中に入っている。天秤の両端から秤皿が懸垂した形式のもの。精密なもので、100グラムくらいの質量を0.0001グラムくらいまで正しく量ることができる。毒劇薬の秤量に用いられる為に毒薬天秤と称す。年代:明治
長さ36cm、高さ15cm、金属製。薬研は生薬を粉砕するため使われた道具で、中央にV字形の溝を掘った舟型の器と、円盤状の左右にハンドルが付いた薬研車からなるもの。使用方法は、まず器の溝のなかにある程度細かく刻んでおいた生薬を入れ、つぎに薬研車の左右のハンドルを両手で持ち、回転させながら前後を往復するように動かしていく。薬研車の刃は鈍く、押し潰されて粉末になる。このとき薬研車は少し斜めに倒して回転させると引きやすくなる。年代:江戸
巾30cm、高さ65cm。七輪または火鉢の炭火で上部五段の引き出しに入れた薬種を乾燥させるもの。年代:江戸
35×25cm。粉末にした生薬をふるい、選別するための道具で、軽い細末は飛散しやすいのでふた付の箱ふるいに入れて作業する。箱ふるいは長方形の木箱に箱型のふるいを側面から押し入れし、ふるいの底は絹張りでこの中に薬末を入れ木ふたをして、さらに外箱にふたをする。箱に取り付けられている把手を水平に動かしてふるう。年代:江戸
写真右高さ37cm、写真左高さ34cm。「らんびき」という名前の由来はポルトガル語で蒸留器のことをさす「アランビック」が訛ったもの。蘭引は3つの部分に分かれており、下から沸騰槽、蒸留槽、冷却槽の3つの槽が重なっている。沸騰槽に蒸留する液体を入れ、冷却槽には横に付いている口から冷却水を入れ、3つの槽を重ね合わせて火にかける。沸騰すると水蒸気が立ち昇り、冷却槽の内壁で冷やされて、水滴となって蒸留槽につたい落ちる。蒸留槽の内側には落ちてきた水滴を受け止めるくぼみがあり、そこに抽出された液体は集められ、蒸留槽に付いている口から外に出る仕組みである。年代:江戸
写真上から吻合21個孔(1.3×21.5センチ、凹直径0.5センチ)、吻合10個孔(2.3×26センチ、凹直径1.0センチ)、吻合15個孔(2.5×29.5センチ、凹直径0.9センチ)、すべて金属製。細長い角棒を閉じた状態でこねた薬を穴に詰め、はみ出た部分をヘラで除いて開けば1度にたくさんの錠剤ができる。年代:江戸~明治
写真上から凹窩孔25個(16.5×4.7、凹径0.7センチ)金属製、凹窩孔20個(15.5×2.7センチ、凹径0.5センチ)木製、凹窩孔15個(19×3センチ、凹径0.5センチ)木製。さじのすくう面に丸薬の大きさと一袋分の個数に合わせたくぼみが付けてある。効率よく丸薬を袋に入れるための道具。年代:江戸~明治
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