「佐賀県立九州陶磁文化館」 に対する検索結果 : 316

情報所有館 : 佐賀県立九州陶磁文化館 

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色絵 布袋唐子文 大皿

唐子を抱いた布袋を中心に配し、その周囲を多数の唐子と子犬が取り囲む構図で、赤絵の下地に青・緑・黄色で描かれた唐子 の服装が色鮮やかである。布袋や唐子の表情が生き生きしており、活気に満ちた楽しい絵である。外側は染付で蛸唐草文が丁寧に描かれ、高台内には「太明成化 年製」の銘がある。(柴田夫妻コレクション9-234) :肥前・有田 / 1820~60年代


染付 象唐子文 輪花鉢

親孝行の大舜(たいしゅん)を助けて、大きな象が田を耕し、鳥が草を耘る(くさぎる=雑草を除く)という儒教の教えを説 く『二十四孝』のひとつである。漢詩には「隊々耕春象 紛々芸(ママ=耘)草禽」と詠う。(柴田夫妻コレクション9-180) :肥前・有田 / 1800~40年代


色絵 水仙透彫輪繋文 皿

籠を編んだような染付の地文に、色絵の紫をわずかに配した水仙が品よく描かれた足付の器。透彫の輪繋文がまわりを囲み、 白磁の白が器全体をひきしめる。延宝年間(1673~81)に誕生した柿右衛門様式の透彫輪繋文皿が、時を経てモダンなデザインに再現されたようだ。(柴 田夫妻コレクション9-174) :肥前・有田 / 1800~40年代


色絵 牡丹桜文 鉢

赤・青・黄色など豪華な色調で彩色された色絵の鉢で、見込の全面に牡丹文が描かれている。体部内側は2種類の「四方襷 文」により直線的に四分割され、各区画内には桜文を配している。外側は染付や色絵により描かれた如意頭文や唐花文を複雑に組み合わせた文様をめぐらしてい る。底部は「蛇の目凹形高台」である。(柴田夫妻コレクション9-242) :肥前・有田 / 1820~60年代


染付 松鶴文 輪花大皿

見込に薄い濃(だ)み塗りで表現された松を円形に配し、その周囲に飛び交う20羽の鶴が力強く描かれている。外側には 「寿」と「宝文」を組み合わせた文様を配しており、高台内には「太明成化」の銘がある。(柴田夫妻コレクション9-230) :肥前・有田 / 1820~60年代


染付 鯉青海波文 大皿

鯉は中国の故事「登竜門」に因んだ縁起の良い出世魚として好まれており、陶磁器の図柄にも多く用いられている。本資料 は、青海波文と流水と藻を組み合わせた地文の上に水面を力強く跳ねる鯉がリアルに描かれている。周辺には扇や牡丹を組み合わせた文様帯をめぐらしており、 外側にも波文が描かれている。(柴田夫妻コレクション9-229) :肥前・有田 / 1820~60年代


染付 花茗荷文 蓋付鉢

家紋の茗荷は、神仏の加護を受けるという「冥加(みょうが)」に通じるという。輪状の文は兜の鍬形を表し、二つを組み合 わせた判じ物(言葉遊びの謎解き)で、「身の恥を顕す錆刀、人手に渡さぬ武士の冥加」の意であろう。(柴田夫妻コレクション9-181) :肥前・有田 / 1800~40年代


染付銹釉 縞文 蓋物

ロクロを使って描く銹釉と染付の横縞に、染付で四方襷(よもだすき)文をめぐらす。一見段重のようだが、筒形の器と蓋の 組み合わせである。器内部も施釉。(柴田夫妻コレクション9-203) :肥前・有田 / 1810~60年代


青磁染付 花唐草文 小皿

口縁部を平たく帽子の鍔(つば)のように作った小皿。その鍔状の口縁部には、染付で8個の小さな五弁花を配置して、それ らを唐草文でつないでいる。皿の見込部分には青磁釉を施す。口縁部と見込の境目には低い突帯がめぐっている。(柴田夫妻コレクション9-62) :肥前・有田 / 1690~1710年代


染付 鷺沢瀉透彫輪繋文 小皿

側面の輪繋文を透彫りで表す皿は延宝(1673~1681)頃に現れ、有田南川原山中心に作られた。18世紀前半には ヨーロッパ輸出向けの金襴手の例がある。本例のように18世紀後半の例は珍しい。底裏銘からも南川原山産といえる。(柴田夫妻コレクション9-113) :肥前・有田 / 1750~70年代


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