「佐賀県立九州陶磁文化館」 に対する検索結果 : 316

情報所有館 : 佐賀県立九州陶磁文化館 

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染付 獅子牡丹文 輪花大皿

輪花型の大皿に、牡丹の花をくわえた獅子を躍動感あふれた構図で細密に描いている。周縁にはボカシ濃(だ)みと呼ばれる 濃淡をつけた絵付け技法が使われている。確かな技術に裏づけられた優品である。(柴田夫妻コレクション8-24) :肥前・有田 / 1660~70年代


色絵 団鳳凰梅樹文 兎形紐付蓋物

有田の南川原山では1670年代頃になると精緻な成形に加えて釉に青みのない濁手(にごしで)と呼ばれる白磁素地ができ るようになる。それに明るく繊細な色絵を施したものが典型的な柿右衛門様式である。1670~90年代に国内外で高い評価を得た。(柴田夫妻コレクション 8-37) :肥前・有田 / 1690~1720年代


色絵 茄子文 蓋物

蓋と身の六方に、赤地に茄子文様を白く抜いてあらわした蓋物。蓋の中央に金彩された小さな摘(つま)みがつく。茄子の蔕 (へた)の部分には紫と緑の上絵具を塗る。高台は蓮弁文様帯をめぐらす。(柴田夫妻コレクション8-417) :肥前・有田 / 1780~1840年代


染付 撫子月牡丹唐草文 段重

磁器製の三段重箱。正面の窓絵内に撫子(なでしこ)を描き、背後に白抜きで満月を表現している。撫子と月で、秋を表現し た日本的な作品である。このような段重は18世紀末~19世紀前半に多くなるもので、早い作品例としても貴重である。(柴田夫妻コレクション8-173) :肥前・有田 / 1700~50年代


染付 梅花氷裂文 蓋付壺

氷が割れたときのヒビが模様になった「氷裂文(ひょうれつもん)」は、青磁の釉表にあらわれるヒビ=貫入(かんにゅう) に似ている。中国清朝時代に流行し、その影響で有田でも描かれた。(柴田夫妻コレクション8-494) :肥前・有田 / 1780~1840年代


色絵 梅菊花文 菊花形皿

器の形を十六弁の菊の形につくり、中に陽刻の菊花をあしらい、大輪の菊の中に小菊が散らされたような意匠で全体を構成し ています。この皿はヨーロッパにも輸出され、イギリスのウースター窯の模倣製品があります。模倣製品のほうにも、裏面と同じ銘が記されていますが、文字が 判読できなかったせいか、間違った文字が記されています。(柴田夫妻コレクション8-109) :肥前・有田 / 1700~30年代


染付 阿蘭陀船文 輪花大鉢

18世紀後半から19世紀にかけて作られた異国趣味の器。阿蘭陀人の描かれた皿や碗などは多いが、珍しく30センチをこ す大鉢には、地球の海を半周してきた帆船の勇姿が描かれている。外側には、外国船をながめるように帆掛舟が波間に漂う。(柴田夫妻コレクション 8-501) :肥前・有田 / 1820~60年代


染付 風景文 大皿

「紫陽山(しようざん)」と銘のある大皿は直径 49.9センチある。日本的な風景だが、中国の宋時代、この紫陽山で朱 松という人が学問をしたという故事になぞらえる。左にたたずむ人物が朱松だろうか?(柴田夫妻コレクション8-500) :肥前・有田 / 1820~60年代


染付 鯉瀧登文 大皿

中国では、黄河の龍門という急流を登った鯉は龍に変ると考えられ、登龍門という言葉が生れた。そこから日本でも鯉は出世 魚として尊重され、書画や工芸品の題材として多く用いられ、肥前磁器にも鯉の滝登り文が描かれた。(柴田夫妻コレクション8-430) :肥前・有田 / 1790~1830年代


染付 犬将棋駒文 輪花鉢

見込みに振り返る犬を描く。首輪をつけているのがかわいい。周囲三方には丸窓を設け、その中に小花を描く。またその側に 巻物と竹文を描く。背景には墨弾きの技法による白抜きで将棋の駒を描く。(柴田夫妻コレクション8-468) :肥前・有田 / 1820~50年代


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