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情報所有館 : TDK歴史みらい館
テレビの急速普及化で、ブラウン管の画面調整用に、偏向ヨーク用コアとしてフェライトが採用され、のちにカラーテレビまで、フェライトコアが不可欠品となった。当時フェライトは世界でTDKのみの生産であり、テレビ業界に大量供給し、フェライトとTDKの成長の基になった。年代:昭和26年
フェライトの応用研究の一環として、録音テープの実用化を摸索し、紙シートにフェライト塗料を塗布したり長期間開発探索、テープ材質を耐久性の有るプラスチック製と磁性粉印刷技術で実用化する。放送局業務用として、国産品として初めてNHKに納入開始する。年代:昭和28年
電子機器の高周波化対応で、セラミックコンデンサも温度補償用から、テレビ用を主体に、側路用,結合用として、耐電圧と温度特性の優れた高誘電率系コンデンサの要求が生まれ、BaTiO3系の誘電体材料を当時の電気通信研究所/和久茂博士の技術指導で開発し、大量供給を開始した。年代:昭和30年
東京大學/後藤英一博士の発明である、パラメトロン方式演算素子(フェライトのパラメータ現象を利用した演算素子ユニット)をTDKが開発し、世界中の電子会計機、信号処理機、工作制御用等として大量に採用された。昭和33年ブラッセル万国博覧会で「グランプリ賞」を獲得した特徴有る製品。年代:昭和32年
パラメトロン方式の記憶装置用メモリーコアとして、フェライトのパラメータ現象を利用した記憶メモリー用コアで、周囲温度の変化の少ない高速メモリーコアとして、直系ミル単位の超小型リング状メモリーコアの製造を可能とした。電子計算機、自動制御機器等の高速大容量の記憶装置用として世界の電子計算機関連業界に供給する。年代:昭和32年
昭和33年ベルギー国で開催されたブラッセル万国博覧会でTDKの演算素子ユニット「パラミスタ」がグランプり賞を獲得した際の名誉有る賞状で、これを機にTDK名を世界の電子工業界に知らしめた。年代:昭和33年
声の出る印刷物、磁気印刷方式として、世界で初めて東京工業大学/星野教授の発明した磁気録音再生方式(シンクロ方式)で、印刷紙シートに磁性材料を印刷塗布し、録音再生装置(シンクロリーダ)はキヤノン社、シンクロシートはTDKが担当し、昭和33年ブラッセル万国博覧会で銀賞を授与する。年代:昭和33年
コネクタータイプマイクロ波用サーキュレータ、アイソレータ用に、独自のガーネット型フェライト材料を開発し搭載された。VHF帯-UHF帯の放送装置用として、高性能化/小型化で、通信機器業界に大量供給した特徴有る製品。年代:昭和34年
マイクロ波通信方式・通信機器の急速普及化で、マイクロ波用にガーネット型フェライト多結晶体の材料開発で、マイクロ波位相器等用フェライトとして搭載され、マイクロ波機器の小型/高性能化製品として通信機器業界に大量供給した特徴有る製品。年代:昭和34年
フェライトを応用した部品第一号品で、漏電火災事故の防止の為、漏電によって生ずる不平衡電流を減少電圧として感知し、警報作動装置への入力源となる漏電感知用コイルで、高性能フェライトコア、コイル巻き線技術で小型化を可能とした。屋外設置用として、防水性、感度特性に優れ、当時の電力機器業界に大量供給した。年代:昭和36年