「東芝未来科学館」 に対する検索結果 : 100

情報所有館 : 東芝未来科学館 

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日本初のヨウ素電球(ハロゲン電球)

当社が、1961年に日本で初めて開発した小量のヨウ素を封入した新しい電球である。「ヨウ素サイクル」と言われる、ヨウ素の作用で、管壁の黒化が起こらず光束の低下が殆どない。容器は石英を用い、高電力の割に容器を極めて小さくすることができる。すでに100V、500Wと200V、1500Wは投光器用として実用されているが灯具との組み合わせにより多くの用途が期待されている。これをパラボラの反射鏡をもった投光器に用いると配光は長円になり、外壁照明向きの配光になる。年代:1961年


東芝テープレコーダ “カレッジエース” GT-600

1962年(昭和37)10月に技術・製造・販売の総力を結集して世に問うたGT-600形は、普及型としては高性能・低価格で、“カレッジエース”というペットネームで青年層を狙った企画が成功し、予想外の反響を呼び、生産・販売ともいっきょに月1万台を超えた。これは当社のテープレコーダの真価を一般に認識させるために大いに貢献したものである。そして生産体制も整い、技術も格段に向上したため、信頼性の高い製品を開発できるとともに、業界での地位も確固たるものになった。年代:1962年


東芝トランジスタラジオ ヤングセブン 7P-77S

1963年(昭和38)に“ヤングセブン”の愛称で発売された7石2バンド中形ポータブルトランジスタラジオである。当社のトランジスタラジオ製造の長い経験と技術とを生かした合理的設計と大量生産により、従来の概念を破った画期的な価格を実現した。 大形ラジオなみの出力、音質を考えた特殊なオブロングスピーカの採用、大形フェライトアンテナによる高感度、レザーに似たプラスチックキャビネットなど時代感覚に合ったデザインと集中広告で、1機種20万台を突破した大ヒット商品。年代:1963年


東芝カラーテレビ 16WR

1963年(昭和38)に発表したカラーテレビ16WPの姉妹機であり、オリンピックによる需要増に対応した量産機種である。特にコストダウンに重点をおいて設計し、性能向上、安定性を考慮しながら各部回路、部品の簡易化を図っている。円形のヒューインジケータが前面つまみ部中央に位置し、カラー放送受像時に誰でも簡単に色相調整ができるように配慮されている。色復調管には当社独自の6R-P22を使用し、三つの色差信号を色度信号から直接に復調する方式を採用して高忠実度の色再生を行なっている。年代:1964年


東芝電子式卓上計算機の1号機   BC-1001

当社は1951年(昭和26)に手動型計算機を開発し、1956年(昭和31)に電動型、1961年(昭和36)にわが国最初のテンキー式電動加算機を開発した。電卓については、シャープの電卓が発売された1964年(昭和39)の夏以降10名程度のグループを作り開発を進め、翌年12月にはテンキー式、重さ18Kg、価格38万円の第一号電卓BC-1001を発売した。この最初の機種は10桁表示式、回路はすべてトランジスタ、ダイオードが主体で部品も数千点に及んだ。年代:1965年


東芝1号機エスカレーター

1964(昭和39)年3月に府中工場車両部でまずエスカレーターの製作について具体的検討を開始した。当時、府中工場車両部は交流電気機関車の量産中であり、昇降機の設計製造に関する基礎技術が整っていた。さらに他部門でケーブルカーやクレーンの電気制御や電気機器類の技術を保有していた強みもあった。1965(昭和40)年11月に完成した1号機のA形エスカレーターを東芝科学館(川崎市)に設置し、1966(昭和41)年1月に土光敏夫社長(当時)を招いて社内披露を行った。年代:1966年


東芝カラーブラウン管 姫路工場第1号

当社の姫路工場が白黒ブラウン管の生産に着手した1959年(昭和34)は、受信管・蛍光ランプの増産が軌道に乗った頃で、受信管・蛍光ランプの真空技術などブラウン管製造に必要な基礎技術や技能が備わっていた。1966年(昭和41)4月にカラーブラウン管製造工場が建設され、19型カラーブラウン管の試作がスタートした。さまざまな苦労を乗り越えて同年6月に待望の第1号の良品が完成、その後世界最大のブラウン管製造工場に成長した。年代:1966年


東芝方式1/2インチオープンリール型家庭用カラーVTR GV-101C

1967年(昭和42)に発売された東芝方式1/2インチオープンリール型家庭用カラーVTRは、低価格・高画質・小型軽量の商品として注目を浴びた。このモデルは、カラー化方式として簡易形VTRに最も適したパイロットNTSC方式を使用しているので、NTSC信号のまま録画再生するため白黒/カラーの兼用として使用できるほか、白黒またはカラーのいずれのテレビ受像機でもモニターとして自由に使用できる特徴がある。年代:1967年


家庭用電子レンジ ER-501S

1968年(昭和43)に発売された家庭用電子レンジER-501Sは、出力550Wで、性能、品質、安定性などすぐれていることが認められ、食品衛生上、安心して使用できる優良調理機器として、日本食品衛生協会から推奨された。家庭用100V電源で使用可能で、独自のAPC方式(自動出力安定化回路)の採用で安定した高出力と一段の効率アップが図られている。また、高性能特殊セラミックマグネトロンを使用し、調理完了をチャイムで知らせる安全ベル付きである。年代:1968年


標準化オープンリール統一Ⅰ形VTR GV-201C

このVTRは白黒とカラー兼用の画期的な小形VTRであって、白黒で使用する場合には電子機械工業会で規格統一した統一Ⅰ形に適合している。新しく開発したNTSC方式を採用しているので、NTSC標準信号をそのまま受けて録画できる。テープにはパイロット信号が記録されているので、従来からカラーVTRで問題になっていたテープ走行によるワウフラッタ、ジッタ、テープの伸縮によって生じる色相のずれ、色むらが簡単に補正され、驚くほど鮮明な、原色に忠実な画像が得られる。年代:1969年


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