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国際比較用光度標準電球

国際比較用光度標準電球は日、英、米、加、仏、独、ソの7ヶ国が製作して、フランスの国際度量衡局に届けるものである。この電球を比較試験して、平均値を国際標準値とし、データを付して各提出国に返還される。日本では当社が電球の製作を担当し、この電球の品質は直接世界各国の技術を代表することとなるので、営利を度外視して技術の粋を集めて製作に当たった。1955年(昭和30)に国際度量衡局から、当社製の標準電球の優秀なことが認められた。年代:1955年


日本初の環形蛍光ランプ(サークライン) FCL30W

蛍光ランプは,直管形として登場したが、その後小形化が強く求められ、当社は1953年(昭和28)に環形蛍光ランプの開発に着手した。当時外国で開発された32Wでは電源電圧が100Vより高く、変圧器を必要とし普及性に間題があった。1955年(昭和30)に完成した変圧器を用いない30W環形蛍光ランプ(サークライン)は電源電圧100Vで使用できるため急速に普及した。この成功は、わが国の住宅照明に蛍光ランプが広く使用されるようになった最大の理由の一つである。年代:1955年


日本初の自動式電気釜 ER-4

1955年(昭和30)に開発した自動式電気釜は、特許の間接三重構造が特徴で、バイメタルとの併用により優れた炊飯特性を持ち、当社の全商品を通じて指折りのヒット商品となった。更に、他の厨房機器の自動化の先駆となった記録すべきものである。その性能・品質・意匠は世界的にも認められ、米国はじめ、東南アジア各地へ相当数が輸出された。また、通商産業省からグッドデザィン賞を獲得するなど、多くの栄誉を得た製品である。年代:1955年


日本初の真空管式球形ラジオ 5LE-92

1956年(昭和31)に「マーキュリー」の愛称で発売された日本初の球形ラジオで、斬新なデザインが大反響を呼んだ。近代的意匠によるプラスチックキャビネット、強力5インチスピーカ採用、無歪出力1Wで小型軽量トランスレス方式。ダイヤルつまみは上部にあり、スピーカは下向きで、周囲どこからでも同じ音量で聞こえ方向性がない。手提げ付で家庭のアクセサリーとして好適で、東芝ラジオの真価を遺憾なく発揮したものである。年代:1956年


自動反転噴流式洗濯機 VQ-3

1953年(昭和28)に噴流式洗濯機が英国フーバー社より輸入されると、一般家庭に驚くべき速さで普及していった。噴流式は洗濯機の側面についたパルセータが1分間に500~700回転という高速で回転し、汚れ落ちがよく、洗濯時間も短くてすんだ。しかし、布地の傷みがひどいため、1957年(昭和32)に当社から、パルセータが30秒毎に左右交互に反転して、噴流式の欠点である布地の傷みを改善した自動反転噴流式洗濯機が発売された。年代:1957年


電気冷蔵庫 GR-820

戦後、電気冷蔵庫は非常に高価であり、贅沢商品とみなされ、物品税も40%という最高課税であった。そこで当社は一般家庭向きに普及を目的として、1954年(昭和29)に低価格のGR-910を開発した。翌年の1955年(昭和30)にはGR-810に生産の主力を移し、性能の向上と価格の低減を図った。これらの製品は好評をうけ、生産設備も逐次増強された結果、1957年(,昭和32)にGR-820などを量産して、欧米の一流工場に匹敵する規模と設備をもつ冷蔵庫メーカにまで発展した。年代:1957年


東芝トランジスタラジオ量産1号機 6TR-127

1957年(昭和32)に東芝製トランジスタ6石、ゲルマニウムダイオード1本を使用した量産1号機ラジオ6TR-127形を発売した。価格は24,000円と高価であったが、シャーシは完全プリント配線を採用し、外装の革ケースをそのままキャビネットとする等、意匠に設計に品質に東芝の技術の結晶として誇り得るものであった。このラジオの発売以降「東芝トランジスタラジオ」と名称を用い、従来の真空管式「マツダラジオ」と区分した。年代:1957年


日本初の電気やぐらこたつ

当社のヒット商品の一つとして、1957年(昭和32)他社にさきがけて発表した電気やぐらこたつである。これは従来のものとまったく異なり、高級朴(ほう)材を使ったやぐらの上部に発熱体を固定し、上部から放射熱を下向きに出す方式である。構造はきわめて簡単で、手もとのダイヤルで好みの温度に調節ができる。しかも、こたつ板を併用すれば,テーブルや食卓になり、移動も簡単で、冬物の暖房器の王者となった。年代:1957年


日本初の3インチ撮像管(イメージオルシコン) 5820

1946年(昭和21)に米国RCA社で、撮像管の決定版ともいうべきイメージオルシコンが発明された。当社もこれに注目し、1951年(昭和26)からマッダ研究所において研究を開始したが、この管は電子管の中でも、もっとも高度の製造技術を要求されるもので、完成には多大な困難が伴った。そこで、NHK技術研究所と共同研究を行い、1957年(昭和32)に初めて外国製品に劣らぬ当社製イメージオルシコソ5820が完成、市販された。年代:1957年


東芝14吋白黒テレビセット 14EK

1958年(昭和33)に発売された白黒テレビで、世界で初めて当社が高感度用に設計した新形真空管6R-HH2、6M-HH3をチューナー回路に採用し、12チャンネルどこを廻してもムラがなく、超感度テレビである。その上、Hi-Fi用として設計した25×10cm超大形楕円スピーカーを前面に取り付け、好みの音質で聞ける三段音質切換装置付である。更に、FMラジオ放送を受信するためのFMアダプターTF102形の取付け可能等の多くの特長がある。年代:1958年


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