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情報所有館 : 北海道博物館 

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人力カルチベータ

カルチベータは爪が土を起こして柔らかくし、作物に酸素を送って根が張るのを助ける農具。畜力カルチベーターを人力用に変えて後退しながら引いて使用。木柄に木台と木車がつき除草刃がつく手製。江別市で収集。


天王寺鋸

鋸板の背や首が直線的な会津型の天王寺鋸で、立木の伐倒や薪切りなどに使用。全長95.5㎝、歯渡り61㎝、歯数47枚 。収集地 江別市。


背づり

明治初期の洋式農具導入で製造が始まった皮革製西洋式馬具の1つ、馬橇や農耕用に使う牽引用の鞍を背づりといった。両端は呼出や胴引きにつながり、後ろに尻がいを、上部に手綱を通す金具がある。馬耕ジオラマ展示。


きりんとび

丸太の下にトビ先を挿入したり、トビ先を突き立てて材の移動をする。製作地 北海道朝日町、製作者 後藤吉久。北海道の代表的な林業用トビで、後藤トビともいわれている。柄長155㎝、とび先長42㎝。収集地 江別市。


除草器

手押し式で、水田で使用する1条用の回転式除草器。割り木の先の木製回転軸に多数の鉄釘を刺したもので、木転車の径は22cm、全長さ143cm、幅19cm。三石町で収集。


水稲直播器

往復動型直播器。大部分が木とブリキ製で、あまり一般的ではないが、動作は移動と把手開閉という軽便さから、使用地が道央・道東・道北と広範囲である。大正末から昭和初期に考案された。本資料は日高郡三石町の下川工作所が製作。


人力稲刈器

人力稲刈器は腰を曲げて刈り取る鎌の作業を立ち姿勢で作業できるように工夫したもので、第二次大戦中に労働力不足を補う農具として懸賞募集もされた。新潟県三条市中村製作所製、松野式稲刈器。日高町で収集。


島田鍬

代表的な開墾用鍬で刃部が内側に反り、日本髪の島田髷に似ているため島田鍬と言う。刃先が丸い島田鍬で、柄長99.2cm、刃床部の長さ29.5cm、幅は元々が25.3cmあるのを22cmまで曲げている。日高町で収集。


さって

北海道の代表的な伐木用の斧で、抜き櫃法で製作されている。立木の伐倒の際に倒す方向に受口を掘るのに使用される。杣角造材での荒削りなどにも使用。柄長107.9㎝、刃線11.3㎝、重量3510g。収集地 日高町。


薬剤散布機

明治に果樹防除用の薬剤噴霧器が取り入れられた北海道では、全国に先駆けて稲や麦にも薬剤防除がおこなわれた。背負式人力噴霧機は明治末頃に国産化され、ボルド液という殺菌剤にヒ酸鉛の殺虫剤を混ぜて散布した。


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