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情報所有館 : 北海道博物館
液用升。方形。アイチ ナゴヤ マルヨ(屋号) 服部製。古平町で使用。
ニシン刺網の重り石を包んだわら袋。およそ三分の二ほど編まれた袋として購入し、石を入れて網目状に包む。重量は2~3キログラムで各1把の結び目ごとに結束した。
ニシン潰し作業で、数の子、白子、笹目を除いたニシンを結束するための藁綱。1把は60本ほどで、1本に20~22尾が繋がれた。
札幌市内で商店でつかうために印鑑を入れておく。
鰊漁場経営のほか魚肥製造者として製造営業の許可を受けた。明治33年1月25日 指令第273号 肥料製造営業 古平町大字入船町7番地 山口金治の墨書。
帳場の仕切りに使う。
イワシ流網の浮標樽。5月~7月の産卵期の大羽鰮漁に使用され、1把の網の左右に付けられた。直径56センチ、高さ23センチ。昭和4年海上安全の墨書、屋号(マルイチヤマ)の焼印。
俵装された内容物を抜き取り検査するための用具。ほかに抜き取り部分の細いもの、真竹を利用したものもある。穀物検査にも使われた。
生ニシンのほかニシン潰し作業で集められた笹目などを運ぶに使われた手持ち運搬具。材料は根曲がり竹で自家製品が多かった。
蹄鉄を作る造鉄作業で使われる道具。鉗子で、火ばさみのこと。火床で熱した蹄鉄の材料をはさみ、槌と対で金敷の上で作業するのに使う。札幌市内の装蹄師が使用。長さ49.3㎝。