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情報所有館 : 北海道博物館 

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窓鋸

立木の伐倒や薪切りに使用。歯道の窓は鋸屑を掻き集めるためのもので、北海道では戦後普及した。4枚歯抜きの窓鋸。製作地 秋田市、製作者 中屋和吉。全長103.3㎝、歯渡り71.7㎝。収集地 阿寒町。


牛乳撹拌器

搾乳した牛乳は、円筒の冷却缶へ濾(こ)しながら入れて、井戸水で冷やしながら牛乳撹拌器でかきまわした。牛乳が腐らないよう早く冷やすための道具。阿寒町で収集。


カナザル

川の砂礫中の砂金を採取するための道具。川岸や川床から掘りあげた砂礫を水洗し、ふるい分ける作業に使う箕状の道具。細い鉄線で編んでいる。底部は木の枝で縁取りしている。大樹町収集。大樹町の歴舟川で使用。32.4×37.0×厚さ4.0㎝。


アオリ

ガラス箱で川底をのぞいて砂金粒をひろいあげるガラス掘りに使われる砂金採取用具。砂金の沈んでいそうな川底の岩盤上にのっている砂礫や泥を静かに動かすために、川底の水をあおるために用いる鉄製の道具。大樹町より収集。長さ102.8㎝。


馬鈴

ベルに似た釣鐘型馬鈴。馬鈴は他にも饅頭型や桃型がある。釣鐘頭型馬鈴は、ひときわ高い澄んだ音を出し遠くまで聞こえる。馬車・馬橇(そり)、農耕馬が熊などを避けるためつけたと言われている。


畝切器

畜力1頭曳きの3畦用ハンドル式畝切り器。3本の木製縦桁に鉄製成畦部3個をとりつけている。縦桁の開きで、畝幅を調節することができる。豊富町で収集。


ガンタ

立木の伐倒後、一定寸法に玉切りした丸太を柄と爪の間に挟み、丸太の反転や移動,集積などに使用する。柄長106㎝、爪長34.5㎝。収集地 豊富町。


カルチベータ

明治初期にプラウなどと共に輸入された代表的畜力農具で、爪を換えると中耕除草や培土、畝切りなどに使用できる。木製のハンドル以外総鋼製。豊富町で収集。


唐竿

古く中国の農書に連枷(れんが)として見られる人力の脱穀具で、一般に唐竿という。竹の柄に鉄棒を2本束ねた打棒でできていて、重量がある。豆などの脱穀に使われた。筵を広げて、調子をとり回転させて打ち下ろした。天塩郡豊富町で収集。


カレイ網あば素材

カレイ刺網の浮子素材。ウルシ材で長さ18センチ、厚さ2センチほどの角材で、漁家は各自で鉈で削って製作。戦後は合成ゴムアバなども使われた。


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