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情報所有館 : 北海道博物館 

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下敷

ニシン潰し作業で、膝を入れて座る莚で作った被い。魚汁や油分などが浸透しないように莚の間に樺皮などが入れられた。


だんぶ

鰊刺網漁の浮標。5~8把連接した網両端に結束。トドマツ材を流線型にして網への抵抗を少なくしている。ほかに根曲がり竹に赤布をつけたボンデンも併用。


背負子        

稚内で海産物を担いだ。                                              


油くみ

鰊締粕製造で油水をためた採油槽から油を汲み出すのに用いたひひゃく。桝は下部に比べ上部が広くつくられ、容積およそ3.5リットル。


油おけ

鰊締粕製造で採油された鰊油を運ぶ桶。圧搾機から流出した油水は分離槽で水と油に分けられた。油はさらに鰊釜などに入れ清澄された。天秤棒で運ばれ、2個で1組。


じよれん

鰊漁場で船澗、前浜などの修理具。冬季の時化で堆積した砂利の除去に使用された。浜ならし作業は漁労の準備期の重要な仕事になっていた。


油おけ

鰊締粕製造で採油された鰊油を運ぶ桶。圧搾機から流出るした油水は分離槽で水と油に分けられた。油はさらに鰊釜などに入れ澄まされた。天秤棒で運ばれ、2個で1組。


粕ひろい

鰊粕干し作業で、こぼれた粕を拾い集めた用具。細かく砕かれた粕は、莚に広げ日に数度攪拌して乾燥させたほか、雨天や夕刻には莚にまとめられた。


わら綱

鰊、鮭などの建網漁では、網は型または型枠と称した綱を張り、それに支えられた。根綱は型枠を保持するために土俵に結ばれたわら綱。5本よりの縄を3束あわせ15本から構成。


キリン

鰊締粕の圧搾機に使用されたキリン支柱。枠組された横木に雌ネジを組み込み、これに支柱を通し握り手の鉄棒を回転させながら下げて加圧した。


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