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情報所有館 : 北海道博物館
釣糸に10~数十本の針を付け、ドラムを手で回転しながら操作したイカ釣り具。昭和30年代に出現し、電動式へと発達。タイコとも云う。
わら綱などを撚り合わせる綱打ち具の一部。綱はギッチョにより回転され撚られたが、これを堅くあわせるため両手に持って進度を調整した。タイコとも云う。
わら綱をより合わせ太い綱にする綱打具の一部。早切などでヤグラを組み、かがみ板を固定し、ギッチョと称した回転軸を通す。各軸にはより合わせる綱が結ばれた。
わら綱などを撚り合わせる綱打ち具の一部。撚られる綱はギッチョに一本ずつ結ばれ、かがみ板と称した受板に保持され回転された。ギッチョは左旋回に由来。
鰊建網漁の沖揚げに使用した大タモ枠。ナラなどの堅木の枝を湾曲させてタモ枠を形成し、幹側はタモ台とした。台とタモ柄の接合には木栓が使われた。
稚内で野菜などを運ぶ道具としていた。
ニシン、カレイなどの刺網の揚網機。丸木の両端に軸と舷縁に掛ける金具を装着。取り付け自在な用具であったが、動力式ドラムに代わった。ゴロともいう。
建網漁で漁期終了後、型枠を支えていた土俵綱を切断する用具。木柄の先端にL字型の金具が付いた鉾型で、先端のほか横の突起部にも両刃が付いている。
鰊刺網の浮標。5~8把連接した網の両端に結束。トドマツ材を流線型にして網への抵抗を少なくしている。宗谷村峯岡堀内漁場 祈海上安全 昭和27年4月の墨書。
稚内で薪や荷物を運んだ。