「電気の史料館(休館中)」 に対する検索結果 : 300

情報所有館 : 電気の史料館(休館中) 

前の10件 (201-210/300)    次の10件

低反射電線 810mm2 (筍形サンプル)

環境に考慮し太陽光を受けても光らないように表面処理した電線


ガラス碍子(ボールソケット型)

磁器碍子との性能比較や実証のため、フランスのSediver社から1968年に輸入された。 磁器碍子はアメリカと日本で製造され、「ガラスがいし」はヨーロッパを拠点とするがいしメーカーが製造しており、セディベール社(フランス)などが有名である。 ガラス板に使われているソーダ石灰ガラスで作られており、科学的には二酸化ケイ素( SiO2)と二つのアルカリ一酸化カルシウム(CaO)、酸化ナトリウム(Na2O)で構成されている。 ガラスは脆い材料であり、この弱点は「表面に急冷強化行程を施す」ことによって改善されている(鉄鉱の焼き入れ工程と同じ強化工程)。 昭和48年2月1日の浅間山の噴火により飛んできた噴石で、裾野を通過していた熊川線 No.217木柱の懸垂碍子装置に施設されていたガラス碍子が、1個破損(ガラス全壊)した。輸入ガラス碍子の導入は、当時の磁器碍子との性能比較や実証のため試験導入されたが、その後の国内メーカーによる磁器碍子の飛躍的な改良、進歩の引き金につながったことにより、その目的は達せられた。試験取付後30年余経過したが、まだ特に問題もないことから山間地の碍子はそのまま使用されている。ガラス碍子はヨーロッパを拠点とするメーカーが製造し、アメリカ・日本への市場進出を狙ったが磁器碍子には勝てなかった。その要因としては「笠破壊」の相異があり、磁器碍子は笠の一部破損なのに対してガラス碍子は笠全体の破損であり水田地帯で農夫や動物を傷つけることがあげられる。日本における「ガラス碍子」の本格的な研究は昭和42年から着手した東京電力・東京芝浦電気および日本碍子による共同研究が代表的であるが、量産ベースでの採算性に欠けることなどの理由から実用化には至らなかった。ガラス碍子が使用されている東京電力の送電線としては、66kV上信線(群馬支店と千曲川電力所管内)がある。懸垂がいし(146~254mm)(緑色)送電 架空がいし 1個 重量7.3kg


日碍型スモッグ碍子

66kV香川線で使用されていた塩害対策用の耐塩用懸垂碍子。海の近くの地域などにおいて、懸垂装置、ジャンパV吊装置に使用することによってクリアランス面で経済効果が得られる場合に使用し、磁器は耐アーク性の良いアルミナ含有磁器を使用している。 <使用期間:昭和30年代~現在> このがいしは、表面漏洩距離が長く、またひだが覆い被さっているので急速汚染に強いことからクリアランスの取れない懸垂装置に、昭和30年代の後半から昭和40年代にかけて塩害対策工事で盛んに採用された。 コンビナート地帯など、環境が悪い所では、がいし内側のピン付け根部分に汚損物が付着し、電荷が集中して腐食する現象がでているが、点検で見えにくい部分であり、点検時にはよく覗き込んで汚れに驚いたものである。日本ガイシ・送電・架空 250mm


無ひだ流線形碍子

砂嵐等による汚損防止のためにひだを無くした耐汚損碍子。外国の砂漠地帯で用いられる。


12トン長幹碍子

拡張力12t


54トン懸垂碍子

拡張力54t


42トン懸垂碍子

拡張力42t


日碍型深ひだ式碍子

深いひだにより下面をできるだけ覆い、かつ漏洩距離をなるべく長くした耐汚損碍子。


12トン懸垂碍子

拡張力12t


33トン懸垂碍子

拡張力33t


前の10件 (201-210/300)    次の10件