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情報所有館 : 東北大学総合学術博物館 

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軽金属標本 

1975年当時のアルミニウム・マグネシウム製品一式.


錫類標本 

但馬・生野鉱山のスズ製錬の中間製品.輸入スズ鉱石など.スズ鉱石から還元で粗スズを取り,焼いて硫黄・砒素.アンチモニーを酸化物にして除去,タングステンもタングステン酸ソーダとして除去する.これを炭素と共に反射炉で精製する.鉱石から分離した不純物を「カラミ」という,ハードヘッドにはスズの他鉄とシリコンが入っており,これからフェロシリコンを分離する.タングステンは灰重石として分離する.


鉛製品標本 

各種鉛製品.現在の主用途は化学工業.電気メッキの電極や放射線物質のコンテナなど. 水道管は生産が終了したので貴重品となった.押し出し管は表面の筋によりメーカーが判別される 水道管は低価格で曲げに強いのでローマ時代から鉛であった.しかし最近の鉛イオン分析技術の進歩で鉛が水に溶けていることが判明し,現代の水道管は鉄鋼と塩化ビニールである.


各種鉛製品標本

狩猟用の散弾.鉛アンチモニー合金. 鉛はエコロジーに被害を与えるというので,最近の散弾は鉄に変わりつつある.


ハンダ製品標本

金属どうしを双方の金属と「濡れ」性がいい第三の金属をつかって接着する技術を「ロウ付け」といい,基本的に低温接着材料を「はんだ」,高温を「ロウ」という.はんだは鉛ー錫合金が中心である.ロウ付けが難しいとされるアルミニウムハンダは銀を使ったものを用いている.


金属粉資料 

金属の粉末で画材,金属溶着など様々な用途があるが,粉末にした物質はそれが溶融する温度より遥かに低温で「燒結」されるので粉末冶金により加工されるものが多い.旧来の臼で搗砕するものの他,溶融金属を噴霧して固めたり滴下したりの様々な粉末生成技術がある.


ニッケル製品標本 

ニッケルは特殊鋼の材料として貴重な金属である.錆びにくく,熱処理しやすく,高温に強い特殊鋼を作ることができる.


新金属標本 

1970年ころから急速に利用されるようになった新素材を一括して「新金属」という.希土類元素を筆頭にニオブ,ジルコニウム,タンタルなどを収集している.


プラスチック金属メッキ工程標本 

真空蒸着などの方法でプラスチックにも金属をメッキできる.


軽金属の鉱石標本 

アルミニウム鉱石はボーキサイト.これからアルミナを取り電解製錬する.この時赤泥という酸化鉄の廃棄物が出る.マグネシウムは岩塩内のカーナリット,海水中のマグネシウム塩などから水分を抜いて製錬する.これにコークスを加えて電気炉で製錬するものがマグネシウムコークである.


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