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情報所有館 : 東北大学総合学術博物館 

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モリブデン標本 

モリブデンは水鉛と訳され,合金元素として重要な重金属.これは世界最大のモリブデン製錬企業クライマックスモリブデン(アメリカ.当時Clyamax Molybdenum社、後 Amax 現在はFerbs Dodge社)より贈られたもの.


新金属レアアース 

希土類元素は発見された時「地殻の中に稀な元素」としてrare earthと命名されたが,化学工業や合金元素として多用されるようになった.なお068の解説を参照.


山内ピッケル素材

低温脆性を起こさない世界初の特殊鋼製ピッケルの素材.なお020を参照.


真砂砂鉄の母岩

真砂(まさ)は島根県を中心に北九州から能登半島まで分布する花崗岩風化砂.たたら製鉄最高の砂鉄原料の真砂砂鉄を含む.この砂を水で比重選鉱して砂鉄を取る.鉱石として展示.


高純度シリコン資料 

半導体産業の花形シリコンウエファーの製造工程.金属シリコンを単結晶とし,一定の結晶企画のもとに成長させた薄片(epitaxial wafer)とする.FZは浮遊帯地域精製法により,CZはチョクラルスキー引き上げ法により製作された単結晶FZはシリコンを石英ガラス管にいれ高周波炉で部分的に溶かしながら単結晶にする.CZは溶融シリコンに核になる単結晶をいれ,回転しながら引き上げて大きな単結晶を作る.


イタリア出土ローマ時代銅釘 

海底考古学の参考書に「ローマ時代の船は水面下は鉛に浸漬(しんせき)した銅の釘,水上は鉄の釘を使い,船底には船食い虫を防ぐため鉛の板を鋲で打ちつけた」とある.その青銅の船釘と太鼓鋲.


ベリリウム製品 

ベリリウム銅合金は銅合金の中でもっとも硬く,落しても火花の散らない防爆工具としてガス工事などに用いる.ベリリウム金型はプラスチック製品射出整形の鋳型に用いる.セラミックスとしても活躍しているが,金属ベリリウムは発がん物質.移動や破壊の際には注意。


銑鉄見本 

高炉から流出した銑鉄を混銑炉で均質化し,砂や金属の鋳型に流し込んだもの.鉱石や製錬方法の違いにより個体差がある.


昭和初期の高温クリープ試験機 

戦時中まで東北大学金属材料研究所で高温材料のクリープ破断の実験に使用.製造されたイー311合金は戦時中製作された国産初のジェットエンジン(ネー20)のタービン翼等に使用された(今井館長談).


釜石鉱山の鉱石 

釜石鉱山は接触交代鉱床で,上に風化の進んだ磁鉄鉱のキャップ、その下には硫化鉄,硫化銅などがある.富鉱は明治時代に掘りつくし,最後は銅や亜鉛を採掘していた.


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