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情報所有館 : 東北大学総合学術博物館 

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鉄 鏃 

中世の鏃(やじり).銘の志津三郎兼氏は正宗の弟子だが実際には「倣・兼氏」と考えるべきもの.実用品の柳刃に混じり桜透などの儀式用もふくむ.


金属ヒ素

金属砒素,見学に来た米国ASARCO社より送られてきた物.工業原料として重要な金属砒素.


国産アルミニウム電解槽1号パネル

昭和9年(1934)、昭和電工の前身日本沃土長野県大町工場の12000A電解製錬槽のパネル.鉄のスタンドに収める.寄贈者の父君藤森龍麿氏は日本軽銀から日本沃土に移り操業に従事される.昭和49年(1974)、昭和電工のアルミ製錬50万トン達成記念に贈られたもの.


エスキモーの料理用ナイフ

グリーンランド最北の集落シオラパルク(Greenland, Siolapalk)で植村直己氏が採集され,後援会の今井初代館長に贈られた婦人用のナイフ.ウルあるいはウロゥといい,エスキモー(イヌイット)のほぼ全居住地域で石器時代から同系のものが使われている.セイウチの牙は寒冷地で鉄に直接触ると凍傷になるからで,流木が得られる地域では木.


初期のステンレス試料

東北大学で研究に使用されたステンレス試料.今井館長持参.村上先生資料に統合して一時登録抹消したが,再登録した.


青銅短剣

Amlash青銅器の短剣.アムラシュ文化はIranの北部の青銅器時代末期から鉄器時代初期の文化, BC1500-700.パーレビ王朝初代のアメリカ人顧問ヘドリクソンの収集品でユタ大学Yates教授より鈴木氏に贈られたもの.アムラシュ青銅器はイラン南部のルリスタン青銅器と共に知られ,北部ギラーン州を中心に出土する.


バリ島の神像

窪田氏がインドネシア・バリ島の旅行中入手.冠からヒンズー教の女神.清時代の中国では硬貨は海外決済用で,東南アジアからアフリカまで出土する.これはバリ島の宗教儀式で現在も使われているもの.


トルカ隕鉄

メキシコ、トルカ渓谷で採集される1300ー27万年前に落下した巨大隕石群の一つ.鉄材として古くから使用されており、L.Beck:Geschihite des Eisensにも図版(日本訳では省略)と実験結果が出ている。


錬鉄製ブリッジレール

明治5年(1872)に新橋(汐留)ー横浜(桜木町)間の鉄橋に使用された特殊なレール.明治5年の鉄道開通より六郷川橋梁が木橋だった数年間だけ用いられたとある.幻のレールであったが,横浜灯台局跡地の整地中,偶然発見された。関東大震災で破壊埋没した構内鉄道のレールと思われる.


初期の国産マグネシウムインゴット 

昭和10年(1935)日満マグネシウム宇部工場の初湯.瀬戸内海の海水からニガリを取り製錬したという.理研の営業政策の一つで,日満マグネシウムは旧満州鉄道との合同出資会社。


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