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情報所有館 : 東北大学総合学術博物館 

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瑞龍寺銅釘

瑞龍寺仏殿の鉛瓦の釘.加賀前田百万石の菩提寺,曹洞宗高岡山瑞龍寺.江戸時代初期.総門・三門・仏殿・庫裏・座禅堂・法堂・方丈と回廊の伽藍配置を残し国宝に指定された.(鉛瓦190参照)


戦艦"陸奥"の鋲

昭和18年6月8日,瀬戸内海柱島沖で原因不明の爆発事故を起こし喪失した戦艦『陸奥』の引上品.「1970年戦艦陸奥引揚記念.深田サルベージ株式會社,陸奥引揚促進期成会.本品は陸奥船体の鋲」とある.


青銅製飾り楯

青銅の彫刻がある儀杖用の楯.失楽園の図がある.青銅楯は古代から出土しているが,儀杖用で実用ではない.実験では革や木の方が軽く,刀・槍の衝撃にも耐えて実用的であったという.


箱フイゴ

一般の野鍛冶で用いた三尺から四尺の鞴で,大阪天満町の製品が全国に輸出されていた.これも側板が杉の柾目を使っており,細部まで手馴れた作りであり,大阪の下り物と思われる.仙台の南鍛冶町で使われていた事が確認できる点でも貴重である.


非晶質合金 補足 

溶融金属を1秒間に10万℃以上の高速で冷却し固体にすると,結晶が発達しないまま原子が液体状にランダムに固まった個体となる.これを非晶質合金という.耐蝕性,引っ張り強度,軟質磁性材料などに卓越した高性能が得られる.140のアモルファス合金5本の追加.幅の広いものが作られるようになった初期の製品.


近代製鋼法の発明とスウェーデン

1858年に完成したベッセマーの転炉は酸性雰囲気なので英国の高リン鉱石の鉄では使えず,スウェーデン,ダネモラの高マンガン低リンの鉄鉱石で成功した.技術者ヨラン・フレデリク・ヨランソンはこれを製品化しサンドビック社を創設した.写真7枚。


三島徳七先生遺品

三島徳七(1893-1975)博士の研究ノート.東京大学名誉教授,文化勲章受章. MK磁石の発明で知られる.


ローマ時代鉄釘、ハドリアヌス長城出土

ローマ領ブリタニアの北部ではケルトのスコット・ピクトなどの諸族の反乱が続いたのでローマはブリテン島の最狭部,タインとニューカッスルの間に万里の長城を築く.アグリコラ将軍に企画されハドリアヌス皇帝のブリタニア視察で完成したので「ハドリアヌスの万里の長城」という.現在も土塁,部分的には石壁が残り,見張り台・烽火台・ローマ道・軍団駐屯地遺跡が残る・


懐 刀 

国包(くにかね): 初代の本郷源蔵藤原国包は「くにかん」と読み,以来幕末まで17代は「くにかね」と読む.初代は大和伝の柾目鍛えにすぐれ,近世初期では名工に入る. 本資料は何代目の作か不明.


門扉装飾鉄板

ナンシー公国の首府スタニスラス広場を囲む鉄柵の門の装飾で,ブルボン絶対主義王朝時代の名工Jean Lamourの作.ナンシーが神聖ローマ帝国とフランスの国境でスタニスラス=レスチンスクが公国を維持していた頃の物.


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