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情報所有館 : 東北大学総合学術博物館 

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鉄滓/武蔵国分寺

東京都国分寺市の武蔵国分寺跡の竪穴住居出土、国分式土器時代.寄贈者窪田氏が武蔵国分寺調査会佐藤俊哉氏よりいただいたもの.


タタラ模型

出雲の丸打タタラの1:10模型.隅が丸い方形平面のタタラを角が直角の「角打」に対して丸打タタラという.下原重仲『鉄山必用記事(鉄山秘書・鉄山必要記事)』に見える天明年間のたたらを復元したもの.


希土類磁石応用錠 

サマコバ磁石は従来の磁石より各段に強力なので鍵穴なし錠前ができた.鍵の中の磁石と錠の中の磁石で押さえられたスプリングとが対応し,正・反の力が一致したときだけ解錠できる.


鉄滓、木炭 

寄贈者,星氏が福島県西白河郡大信村飯土用の農道に出ている炉の断面から採集.たたら研究会の際ご持参。


レアネット

サマリウム=コバルト合金はオーストリアのストゥルナット(Sturnat)により発明された.日本では俵好夫博士による改良が名高い.これは信越化学の『レアネット』の標本.まだ着磁していないので磁力はない.


エミッション電子顕微鏡模型

日比博士退官のとき科学計測研究所で3点スケールモデルをつくり,博士,科学計測研究所,金属博物館に1点ずつを納めた. 「日比先生が日本金属学会会誌第1巻第1号に電子顕微鏡の概説を書いたところ,本多先生に『これでオーステナイトが見えるかもしれないわなぁ』といわれて試作した.でも鉄はすぐ溶融してしまって見られなかった.熱に強い三酸化タングステンなどでせいぜい数十倍の画像をやっと撮影して大学のレポートに出した」 (科学計測研究所談)


銀精練滓 

石見大森銀山は現在島根県,中世より栄えた.日本を代表する銀鉱山の製錬滓.


ジルカロイ管 

1954年ころAmax Specialgty metals coで製作された原子炉用燃料被覆材.技術史上貴重なので竹中工務店に依頼しパイプカーテンに仕上げた.1976年にはジルカロイはキロ12,000円。215キロで258万円となる。


青銅製フィブラ

衣装の端を留めるピン.現在の安全ピンと同じメカニズム.紀元前7‐6世紀アドリア海沿岸のギリシャ植民都市の墓地より出土.この時代は火葬が多く、青銅製品が完全な形で出土するのは土葬の行なわれた地域に限られる.この「眼鏡形留針」Spectacle fibula の完全な物はアテネのギリシャ国立博物館、ロンドンの大英博物館など数点しかない。(内田俊秀氏談)。


鉄テイ、斧破片

沖ノ島は九州の海の難所玄界灘にある孤島であり、宗像神社の奥の院があって古代からの祭祀遺跡となっている.古美術品目当ての「海賊」に遺跡が荒らされたため発掘調査を実施し、海の正倉院と言われる多彩な遺物が発見された.これは鉄の地金「鉄テイ」と鋳造鉄斧の破片.東北大金研にて分析したデータあり. 材質欄参照.


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