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情報所有館 : 東北大学総合学術博物館 

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釣針製造工程標本 

釣針は現在は特殊鋼から作られているが,もとは軟鉄の針金から整形し浸炭・熱処理して製作されていた.これはその時代の製作法.


金研刀、村上先生旧蔵

白鞘入りの金研刀.金研刀は村上武次郎教授の指導で東洋刃物が製造した軍刀で,低温脆性を起こさず北方戦線でも安心して使えた.002の青山正秀のものとは違う製造法との事.


試験高炉の内容物断面

日本鋼管㈱ 千葉の研究所で行なった小型高炉試験の最後に作製したもの.製鉄中の高炉内部が見える世界唯一の資料.NKKの研究所より世界の研究者が来る金属博物館の方が良いと寄贈してくれたもの(今井初代館長談).


アルミニウム製品 

軽金属アルミニウムの製品資料.アルペースト,アルミ粉はコーティング剤で鉄鋼製品などの表面を保護するのに使用する.


葦手紋姥口布団釜 (あしでもんうばぐちふとんかま)

南部釜師13代鈴木盛久の茶釜.開館記念にご寄贈いただいたもの.「芦手紋」は模様.「姥口」は歯なし婆のように口がへこんでいる.「布団」は全体の形を示す.盛岡鋳物は鉄産地なので京都から釜師を呼んで茶釜を産した.鈴木家は盛岡藩から続く老舗.


400トンインゴット断面試料

鍛造用鋳塊,原形は縦4.18m、直径頭部3.75m、底部3.35m、原子炉圧力容器のフランジリング、発電機用大型ローターシャフト、圧延ミル用補強ロールなどの材料.現在500トンの物も作られているが,長さが大きいだけで断面は同じ.切り捨てる部分なのに偏析もガス穴も見えないのが高品質を示す.


タングステンカーバイド対戦車砲弾

戦車の重武装化により第二次世界大戦初期の37ミリ,50ミリの対戦車砲は無力化したが,ドイツは弾頭に重金属を使い貫通力を大きくして使用した.これは戦後も各国で使用された.本資料もその一種と思われる.


鉛亜鉛製品標本

亜鉛は鉄板の防食,黄銅やダイキャスト合金等の合金元素として使用される.またイオン化傾向の大きい金属として鉄にネジ留めすると鉄製品に電気的腐蝕が生じた時には亜鉛のほうが先に溶けてしまうので鉄の腐蝕を押さえる.船舶などで使われている「犠牲電極」である.


釣り針見本

Sweden Sandvik ABよりいただいた釣針見本.同国O. Mustaed and Son ABの製品.スウェーデンは高級特殊鋼で知られ,大工道具と釣針は世界一と言われる.


佩 刀 (はいとう)

1.伝世刀、台湾屏東県サンチモン社カベヤガン、チンゴアン氏が父の代より伝世. 2. 同社ルアン、ランパウ氏所持の現代刀.台湾の少数民族高砂(現在の呼称は高山)族の刀.今井初代館長の台湾での学術活動に対して同国元空軍司令官で唐宋鉄工公司会長の呉高慶氏から贈られたもの.


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