(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
東京電力殿 新京葉豊洲線 500 kV CAZV 2500 ㎜² ケーブル筍サンプル |
資料番号 : 905890720004 |
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所在等 | (株)ジェイ・パワーシステムズ |
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所在地 | 大阪府大阪市 |
製作(製造)年 | 2000 |
種類 | その他(筍) |
製作者(社)等 | 住友電気工業 |
調査機関団体 | 平成24年度吉田主任調査員 |
特徴 | 世界初500 ㎸長距離送電CVケーブルの筍サンプル。東京都心に導入された世界初のCVケーブルでの500 ㎸長距離地中送電線路(約40 km)であり、1995年に着工され2000年に運開したケーブルである。 当時の架橋ポリエチレン絶縁の性能支配要因(初期特性、長期特性)を当時開発された前駆遮断システムによる試験他で解明し、製造条件にフィードバックすることによって、絶縁厚設計に必要な最低絶縁破壊強度を商用周波数電圧では40㎸/㎜、雷インパルス電圧では80㎸/㎜に見直すことができた。これにより、絶縁厚は、当時変電所や発電所構内連絡線として使用されていた500kV CVケーブルの絶縁厚32~35 ㎜から27 ㎜のコンパクト設計(低減絶縁厚)が実現できた。 導体サイズは、送電容量から2500 sq(一部、布設条件で熱的に厳しい区間には素線絶縁導体を使用)とし、過去の超高圧CVの実績及び完全遮水化の観点からアルミ被仕様のケーブルとした。 長距離地中送電線路に必須となる中間接続部には、研究開発された押出モールド式接続部(EMJ)を500 kVとしては世界で初めて適用した線路である。 |
資料公開状況 | 公開 |
調査票記入日 | 2013/01/28 |