(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
3UEC72/150型機関用試作一号排気ガスタービン過給機 三菱水冷型過給機 |
資料番号 : 904790610001 |
所在等 |
三菱重工業株式会社 長崎造船所 |
所在地 |
長崎県長崎市 |
製作(製造)年 |
1953 |
種類 |
試作品 |
製作者(社)等 |
三菱重工業株式会社 長崎造船所 |
調査機関団体 |
平成22年度今給黎主任調査員 |
特徴 |
昭和20年代のディーゼル機関の高出力化は排気ガスタービン過給実用化によって急速に進展した。三菱重工業は昭和25年、自社技術によるユニフロー掃気式大型2サイクル機関の開発にあたり、機関性能に大きな影響をもつ過給機も独自に開発することを決定した。結果は昭和28年5月26日、機関公開試験運転において好成績が確認された。本過給機は、上記実験機関三菱UEディーゼル507機関(3UEC72/150形)用に試作された排気ガスタービン機の初号機であり、当時の技術水準の高さを示したものである。本過給機試験結果を元にその後更に改造を重ねた最終機は現在船の科学館に機関本体と共に展示されている。 |
資料公開状況 |
公開 |
調査票記入日 |
2010/11/15 |
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