(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
トランス用フェライトコアの代表形状 |
資料番号 : 903190430013 |
所在等 |
TDK(株)TDK歴史博物館 |
所在地 |
秋田県にかほ市 |
製作(製造)年 |
1960〜2005 |
種類 |
量産品 |
製作者(社)等 |
TDK(株) |
調査機関団体 |
平成20年度一ノ瀬主任調査員調査分 |
特徴 |
トランス用に使用されるフェライトには、大きく分けてMn-Zn系とNi-Zn系とがある。Mn-Zn系フェライトは、初透磁率、飽和磁束密度、コアロス等でNi-Zn系よりも優れ多特性を示すが、Ni-Zn系よりも体積抵抗が低い。このため、コアにコイルを直に巻くことができず、ボビンを介する構造になる。コア形状は用途に対して、多種多様なものが設計され生産されている。Ni-Zn系フェライトは、特性的には若干Mn-ZN系より劣るものの、体積抵抗が高く絶縁体とみなせる。したがって、コイルを直巻きできるため、小型商品に適している。また、Mn-Zn系よりも更に高周波での適用に適している。 |
資料公開状況 |
公開 |
調査票記入日 |
2008/12/25 |
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