(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
世界最初のトランス用フェライトコア |
資料番号 : 903190430006 |
所在等 |
TDK(株)TDK歴史館 |
所在地 |
秋田県にかほ市 |
製作(製造)年 |
1930 |
種類 |
複製(レプリカ) |
製作者(社)等 |
TDK(株) |
調査機関団体 |
平成20年度一ノ瀬主任調査員調査分 |
特徴 |
トランス(変圧器)の原理は、コアに2つのコイルを巻き、一方のコイル(一次コイル)に交流を流し、コア中に磁束を発生させ、この磁束による電磁誘導により他方のコイル(二次コイル)に電圧を誘起させる。2つのコイルの巻数比を変えることにより、電圧を自由に変える(変圧する)ことができる。フェライトは1930年、加藤、武井両博士により発明された。フェライトのうちソフトフェライトは当初用途が見つからず、模索の状態が続き、1947年のGHQの指令により従来の並四式ラジオの生産が止められ、スーパーヘテロダイン方式のラジオが生産されるようになると、高周波で使用される中間周波トランスのコアとして大量に使用されるようになった。写真は1930年、加藤、武井両博士により発明された世界最初のトランス用フェライトコアである。 |
資料公開状況 |
非公開 |
調査票記入日 |
2008/12/22 |
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