(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
2,000kWガスタービン(高圧タービンロータ) |
資料番号 : 903090420017 |
所在等 |
横浜国立大学工学部生産工学科 |
所在地 |
神奈川県横浜市 |
製作(製造)年 |
1956 |
種類 |
その他(受注生産機) |
製作者(社)等 |
石川島芝浦タービン(株)(現、(株)東芝) |
調査機関団体 |
平成20年度池上主任調査員調査分 |
特徴 |
石川島芝浦タービン(株)(現、(株)東芝)は、1948年に、当時の鉄道技術研究所に1号ガスタービンを納入し実用運転試験を行った。そして、その経験を生かし、1956年、発電用実用機として2,000kWガスタービンを完成させた。本機は、丸善石油(株)(現、コスモ石油)下津製油所に納入され、実用性についての各種試験が行われた後、1959年12月には、国産ガスタービンによる初めての発電所として認可された。燃料として重油を使用したため、タービンに付着する多量のデポジットによる急速な出力低下も経験した。現在残されているのは、このガスタービンの高圧タービンロータで、重油による腐食痕も見ることができる。 |
資料公開状況 |
公開 |
調査票記入日 |
2008/12/22 |
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