(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
「北斗丸」500馬力タービン |
資料番号 : 903090420015 |
所在等 |
三菱重工業(株)長崎造船所史料館 |
所在地 |
長崎県長崎市 |
製作(製造)年 |
1954 |
種類 |
その他(試験機) |
製作者(社)等 |
三菱造船(株)(現、三菱重工業(株)) |
調査機関団体 |
平成20年度池上主任調査員調査分 |
特徴 |
このガスタービンは、1954年に運輸省の航海訓練船「北斗丸」(排水量1,500トン)に搭載後実用運転を開始した我が国の実用第1号ガスタービンであり、世界で2番目に、実際に商船に搭載された歴史上記念すべきエンジンである。主機関の蒸気タービン(最大出力1,400馬力)に併置されて用いられたオープンサイクル、再生二軸式ガスタービンで、出力は500馬力、B重油を燃料とし、燃焼温度は650℃であった。19段の軸流圧縮機、円筒直流形燃焼器、軸流5段の高圧(圧縮機駆動)タービン及び軸流3段の出力タービンで構成される。実船での試験は1958年まで行われ、ガスタービン技術の発展に大いに貢献した。 |
資料公開状況 |
公開 |
調査票記入日 |
2008/12/22 |
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