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ブルガリア チャイラ発電所の世界で初めて 揚程(701m)が700mを超えた高落差ポンプ水車 |
資料番号 : 901390200044 |
所在等 |
株式会社 東芝 京浜事業所 |
所在地 |
神奈川県横浜市鶴見区 |
製作(製造)年 |
1984 |
種類 |
設計図・文献、写真、その他 |
製作者(社)等 |
株式会社 東芝 |
調査機関団体 |
平成18年度田中主任調査員調査分 |
特徴 |
ブルガリアのチャイラ発電所のポンプ水車(最高揚程701m、水車出力216MW)は、世界で初めて揚程が700mを超えた機械で、1980年、東芝が主機全4台を受注した。東芝は1978年より、当時、高落差ポンプ水車で問題となっていたランナの異常振動による疲労破壊の問題について、世界に先駆けて実落差模型試験装置を用いて研究を進めていたが、このポンプ水車はその研究成果を適用した初のポンプ水車である。1号機は1984年に出荷したが、ブルガリアの経済事情から工事が大幅に遅延し、運転を開始したのは10年後の1994年であった。世界最高揚程のポンプ水車の運転開始は内外から注目されたが、無事運転に入った。全4台が運転に入ったのは、受注後約20年を経た1999年である。本機に対し1995年に日本機械学会賞が授与された。 |
資料公開状況 |
非公開 |
調査票記入日 |
2006/12/01 |
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