米国 グランドクーリー第三発電所の 大容量(62万kW)巨大フランシス水車(ランナ径:約10m)の部品製作

資料番号 : 901390200039
所在等 株式会社 東芝 京浜事業所
所在地 神奈川県横浜市鶴見区
製作(製造)年 1971~1972
種類 写真、その他
製作者(社)等 株式会社 東芝
調査機関団体 平成18年度田中主任調査員調査分
特徴 1970年、米国の既設グランドクーリーダムに、大形フランシス水車3台(87m、62万kW)を増設することになった。東芝は米国、カナダのメーカーと共同で応札し、受注に成功した。東芝の担当は水車主要部品と、現地組立用のランナの半完成品の製作である。この水車の主要部品は最大肉厚300mmにも及ぶ大肉厚の鋼板溶接構造であるため、東芝は、当時としては新しい消耗ノズル・エレクトロスラグ溶接法(CES 溶接)を大々的に導入して使用した。また、ランナは直径10m、完成重量450トンに及ぶ巨大なもの(現在世界最大の三峡ダムの水車とほぼ同じ)である。東芝はこの羽根の三次元曲面を加工するためのNCソフトを独自に開発し、世界で初めてランナ羽根のNC加工に成功した。これが、世界中の水車メーカーがNC加工を採用するきっかけになった。
資料公開状況 非公開
調査票記入日 2006/11/27
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