(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
電融鋳造耐火物 |
資料番号 : 700390520022 |
所在等 |
AGCセラミックス株式会社 |
所在地 |
東京都港区 |
製作(製造)年 |
1960 |
種類 |
量産品 |
製作者(社)等 |
AGCセラミックス株式会社 |
調査機関団体 |
平成20年度平櫛主任調査員調査分 |
特徴 |
AGCセラミックス株式会社は、1932年にわが国で始めてムライト盾電融鋳造耐火物の製造に成功した。電融鋳造耐火物は、それまでの原料を成形、焼成する結合耐火物と大きく異なり、原料を溶解、鋳造、徐冷することで得られ、非常に緻密なものとなる。ガラス溶解窯の煉瓦として用いられ、従来のシャモット盾煉瓦に比べて画期的な好成績が得られた。電融鋳造の技術は、それ以降、アルミナ-ジルコニア-シリカ盾、アルミナ盾、ジルコニア盾など各種組成の耐火物に応用され、現在のガラス窯を構成する炉材に用いられガラス融解製造に大きく貢献している。写真:左から、ZrO2系、Al2O3-ZrO2-SiO2系、Al2O3系 |
資料公開状況 |
公開 |
調査票記入日 |
2009/01/16 |
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