公儀石火矢鋳立所跡の出土遺物

資料番号 : 700390520011
所在等 佐賀県立佐賀城本丸歴史館
所在地 佐賀県佐賀市
製作(製造)年 1853
種類 その他
製作者(社)等 佐賀藩
調査機関団体 平成20年度平櫛主任調査員調査分
特徴 江戸時代、長崎港の警備を担っていた佐賀藩は、列強の脅威に対応すべく、いち早く大砲製造などの西洋の科学技術を導入した。嘉永6(1853)年「公儀石火矢鋳立所」(こうぎいしびやいたてしょ)今でいう製砲工場が、佐賀市内の多布施(たふせ)に設置され、幕府から製造依頼のあった品川台場用の大砲をここで鋳造した。この資料はその鋳立所の跡地から出土した耐火煉瓦や大砲の鋳型で、平成12(2000)年に埋蔵文化財に登録された。写真(1)は大砲尾部の鋳型(底径51.5cm)、(2)はレンガ、(3)は窯道具と思われる。現在は佐賀県立佐賀城本丸歴史館で常設展示されている。
資料公開状況 公開
調査票記入日 2008/12/10
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