(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
実験用単流掃気型2ストローク中速ディーゼル機関 NDT19/35 |
資料番号 : 107410831009 |
所在等 |
エネルギー環境共生工学部門 |
所在地 |
福岡県春日市 |
製作(製造)年 |
1965 |
種類 |
試作品 |
製作者(社)等 |
設計:三菱重工業(株)、製作:(株)赤阪鐵工所 |
調査機関団体 |
日本内燃機関連合会 |
特徴 |
本機は、昭和41年に(財)日本船舶振興会から九州大学工学部に実験用単筒機関として寄贈されたもので、往時のボルネスエンジンを範として三菱重工業で設計されており、重油焚きが可能な2ストローク機関としては最少の部類に入るものである。なお、同機関は2台しか生産されておらず、本機は唯一の実働機関である。長年、連続着火運転によりライナー摩耗や筒内流動の影響を調査する研究等に用いられていたが、近年は燃焼の可視可計測に特化した実機試験装置として、燃焼性状が燃焼に及ぼす影響や燃料・水複合噴射の効果を明らかにするなど、今なお多くの成果を上げている。 |
資料公開状況 |
公開 |
調査票記入日 |
2007/03/04 |
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