(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
所在等 |
株式会社安川電機 モーションコントロール事業部 |
所在地 |
埼玉県入間市 |
製作(製造)年 |
1990 |
種類 |
量産品 |
製作者(社)等 |
株式会社安川電機 |
調査機関団体 |
社団法人日本ロボット工業会 |
特徴 |
DCサーボモータからACサーボモータ化への流れを受けて、当社はACサーボモータを1983年に発売した。発売当初は小容量機には希土類のプラスチックマグネット、中容量機にはフェライトマグネットが主に使われていた。その後、1990年代に起こったダウンサイジング化の要求にこたえるため、最先端の高性能ネオジムマグネットを全面的に採用したΣモータを発売した。このΣモータは三つのキーテクノロジーが込められていた。一つは先述した高性能ネオジムマグネットの早期採用であり、第二は高密度巻線であり、第三には、この高密度巻線を可能にした分割コア方式である。Σモータは体積で従来比半減を達成し、小型軽量・高速化・動作範囲の拡大といった面でロボットの性能向上に大きく寄与した。また、Σモータの分割コア方式は、世の中の多くのモータの生産方式を変革させてしまうほどのインパクトを与えた。 |
資料公開状況 |
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調査票記入日 |
2003/11/08 |
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