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人倫訓蒙図彙

さまざまな職業を取上げた絵本。下段に絵、上段にその説明が記される。塩焼きの様子、きせる作りや羅宇竹加工の様子が描かれている。年代:元禄3年

情報所有館 : たばこと塩の博物館 


きせるのできるまで(羅宇)

火皿と吸口を金属、管の部分に竹を用いた羅宇きせるの製作工程。吸口と雁首部分は、厚さ1.1mm~1.3mmの真鍮の地金を切り抜いたあと、金槌でたたきながら筒状に成形、接合する。雁首の上部に火皿を固定し、凹凸や曲りを調製したあと、ヤスリで磨く。仕上げに管部分に節を抜いた竹や木をすげる。

情報所有館 : たばこと塩の博物館 


羅宇車

羅宇きせるを修理、掃除する羅宇屋の仕事道具を積んだリヤカー。羅宇屋は、きせるの中継部分である、羅宇のすげ替えや、雁首・吸口部分の掃除など、きせるの修理を請負った。江戸時代の羅宇屋は背負子もしくは棒手振で修理道具を持ち歩いたが、この羅宇車は自転車で牽引できるようにリヤカーを改造している。東京最後の羅宇屋中島留四郎氏が使用していたもの。年代:昭和20年頃

情報所有館 : たばこと塩の博物館 


羅宇車の釜

羅宇車に載せられている釜。羅宇竹のすげ替えには雁首部分を加熱して緩める必要があり、その熱源として釜でお湯を沸かした。お湯が沸くと、釜上部にある小笛を鳴らして客に知らせる役割もあった。年代:昭和20年頃

情報所有館 : たばこと塩の博物館 


きせる修理道具

羅宇屋で使われていた修理道具。火皿と雁首にたまったヤニを取り除く「かきだし」、新しくすげ替える羅宇の節を抜く「きり」、羅宇の太さを調節する「らうじめ」、作業中何かと固定するのに使う「まんりき」、火皿にこびりついたヤニや羅宇の両端を削るのに使う「小刀」。羅宇屋は、こうした道具と新しい羅宇を載せた羅宇車を押して路地を廻り、きせるの修理にあたった。年代:昭和20年頃

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きせる制作道具

東京のきせる職人吉田省吾氏が使用していた道具。作業台で、台上面の金具に雁首を固定し、厚さ1~1.2mmの地金(銅、真鍮)をたたいてきせる本体や雁首、吸口を成形する。火皿や継ぎ目は、るつぼで溶かした亜鉛で接合した。最後に羅宇をすげて完成となる。

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