「ヤマハ株式会社イノベーションロード」 に対する検索結果 : 13件
情報所有館 : ヤマハ株式会社イノベーションロード
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現在のヤマハ株式会社の創業は、1887年(明治20年)に山葉寅楠が浜松の小学校にあった壊れたオルガンの修理に成功し、オルガン製作を決意したのがきっかけ。このオルガンは、山葉寅楠によって製作された現存する最古のものの一つと考えられる。鍵盤の上のプレートには、「山葉製造」「MANUFACTURED BY YAMABA」の文字が見られる。創業当時は「YAMAHA」ではなく、「YAMABA」と記されていた。年代:1880年代後半
現在のヤマハ株式会社の創業者である山葉寅楠は、1887年(明治20年)に浜松で、飾り職人をしていた河合喜三郎と協力しオルガンを完成させた。そして、その出来栄えの評価を受けるため東京の音楽取調所(東京芸術大学音楽部の前身)へ持ち込んだ。 当時はまだ浜松から東京まで鉄道が通じておらず、箱根山を越える際には天秤棒で担いだとも伝わる。このレリーフは、会社創立30周年記念行事のひとつとして本社内に建立された寅楠銅像の台座に埋め込まれていたもの。銅像は第二次世界大戦中に供出され現存しない。年代:1929年
空気式の自働演奏ピアノ。自動ではなく、自働の字が当てられている。演奏で発音させるタイミングに穴を開けたロール紙を取り付け、ペダルを踏むと、ロール紙を巻いていくのと同時にふいごで空気が送られ、鍵盤機構に繋がっているバーの穴とロール紙の穴が一致したところで空気が流れることによって鍵盤機構を動かし、発音する仕組みだった。後年はモーターが取り付けられて完全な機械式の自動演奏ピアノとなる。個人宅や学校、教会、店舗などに普及した。年代:1913年
日本楽器製造株式会社(現在のヤマハ株式会社)は、木工技術と合板技術が注目され、航空機用木製プロペラを受注、1921年に製造を開始した。プロペラ開発で培った製造技術や工作機械が、後のオートバイ製造への礎となった。本体横に「大正14年11月 日本楽器會社製作」の刻印がある。製番/155 木製・胡桃材 年代:1925年
日本楽器製造株式会社(現:ヤマハ株式会社)が開発したオートバイ。1954年8月に試作車を完成させ、1955年2月にYA1型ヤマハ125ccとして発売、えんじ色のスリムな車体から、“赤トンボ”の愛称で呼ばれた。1955年7月の第3回富士登山オートレースや同年11月の第1回浅間高原全日本耐久ロードレースで上位を独占し、高い走行性能を実証。 同年7月、オートバイ部門を独立し、ヤマハ発動機株式会社を設立した。年代:1955年
日本楽器製造株式会社(現:ヤマハ株式会社)の電子オルガン「エレクトーン」1号機。Electoronicとtoneを合わせて命名された。当時の電子回路は真空管が主流だったのに対し、メインアンプ以外を全てトランジスタで構成。上鍵盤、下鍵盤、足鍵盤という3段構成の鍵盤に、エクスプレッションペダル、膝で操作するニーレバーを装備。トーンレバーでさまざまな音をミックスして音色を作成するという画期的な電子楽器である。2019年、未来技術遺産に登録。年代:1959年
「電気的な冷たい音ではなく、楽器に近い自然で生きた音をつくる」というテーマを研究し完成したエレクトーン(電子オルガン)。 音程・音色・音量の時間的な変化を可能にする集団電圧制御によるシンセサイザー36台分の音源が入っており、ヤマハのシンセサイザー開発の第一歩とも言える。GX-1はキースエマーソンやスティービーワンダーの使用でも有名で、ドリームマシンと称賛された。年代:1975年
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団からの依頼により開発されたウィンナホルン。ウィーンフィルは現代の楽器とは構造が異なる管楽器を演奏しており、伝統的な独特の音色を響かせることで知られている。しかし、それらを製作していた欧州の工房が後継者不足などによって次々と廃業してしまったため、日本楽器製造株式会社(現:ヤマハ株式会社)が、ウィーン式ロータリー・トランペット、トロンボーン、ウィンナオーボエ、ウィンナホルンを製作・供給することになった。これらの楽器の開発により、「ウィーンフィルの伝統的な音を救った」として1992年にウィーンフィルからヤマハに感謝状が贈られた。年代:1978年
硬度と軽さ、剛性のすべてにおいて理想の素材とされながら、加工の難しさから幻と言われたピュアベリリウム振動板を採用した最初のスピーカーシステム。ワイドレンジで正確な音調、輝くような中高音の開放感とクリアネスは発売と同時に世界中で大きな反響を呼ぶ。1976年にはスウェーデン国営放送がヤマハNS-1000Mを公式モニタースピーカーに選定するなどプロモニターとしても信頼を集めた。1997年まで23年間にわたり20万台以上を販売するロングセラーモデルだった。年代:1974年
ヤマハのソリッドギターSGシリーズを、カルロス・サンタナのアドバイスを元に進化させたエレキギター。弦の振動をより効果的にダイレクトにボディへ伝達するワンピース構造とボディーに直接組み込まれたサドル下のサスティーンプレートの組み合わせによりロングサスティーンを実現。オリジナルオープンハムバッカーピックアップは3点支持方式で高さ・角度が調整容易、甘く艶やかなサウンドが特徴。年代:1976年
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