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情報所有館 : 天竜浜名湖鉄道 鉄道歴史館 

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機関車転車台

蒸気機関車の進行方向を転換させるために造られたもので、鉄製で直径約18m。建設当時は手動により回転させていたが、現在は電動で回転する。蒸気機関車が走っていたころは4箇所で使用されていたが、現在では天竜二俣駅のみに残されている。年代:1940


機関車扇形車庫

木造平屋建、波形ストレート鉄板葺で建築面積は686㎡。現在は右側2両分が切り縮められ、4線分の格納が可能。総木造で庫内に下る柱を少なくするために力強い架構を持つ。年代:1940


運転区高架貯水槽

鉄筋コンクリート造の高架貯水槽。蒸気機関車へ大量の水を補給するため、高い位置に貯水槽が置かれ、水の重力によって補給を行っていた。6本の脚の上に、内容量70トンの貯水槽が載る。脚の内側に揚水施設のポンプや配管の一部が残存する。年代:1940


運転区揚水機室

木造平屋建の大きく窓のついた簡易な建築。室内に揚水ポンプの一部が残存し、隣接して外径3.6m・高さ1.1mの鉄筋コンクリート造りの井戸を付設。水を井戸から汲み上げ貯水槽へ送る。年代:1940


運転区事務室

木造平屋建で、一部が二階建てとなっている。外壁は杉板縦張り、ガラス窓は格子桟付の木製が特徴。現在も事務室・会議室として使用している。年代:1940


運転区休憩所

事務室棟の背面に並んで建ち、事務室等との間に屋根を渡してつないでいる。内部に休憩室、湯沸所、青写真室、便所を配している。年代:1940


運転区浴場

木造平屋建、日本瓦葺で事務室棟に沿って並ぶ。現在は使われていないが、内部には浴槽が当時のまま残存している。事務室棟・休憩所とは屋根だけの渡り廊下で結ばれている。年代:1940


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