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情報所有館 : ゼンリン地図の資料館 

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日本図2

本図は、1700年代の西欧の地図と比べると、日本の形状が近畿以東とくに東北の形が現実に近いすらっとした形に改善されている。それに対して、西日本の形は、中国地方の島根県の膨らみと山口県の極端な細さ、九州北部の東西への張り具合は、少し異様な感じを与える。この形は、イギリスの出版業者ジョン・トムスンが1815年にエジンバラから発行した「新一般地図帳」に収録した「朝鮮および日本」図の日本図部分にみられる形である。 製作年1817年。


日本および朝鮮

本図は、イギリスの地図出版者ジョン・タリスによる「日本および韓国」図である。日本については、長久保赤水図の翻刻版である。タリスの地図は、装飾が施されていることが特徴で、装飾的な縁取りと、3つの挿絵が彫られている。中央上部に江戸(YEDO)と書かれ、武士と思しき一団とその背後に江戸らしき遠景が描かれている。右下は、将軍用の装飾屋形船が描かれている。 製作年1851年。


日本帝国図3

本図の特徴は、アムール川流域の調査が進み、中国清朝とロシアの新しい国境となったことを示している点にある。一方、サハリン(樺太)島には国境線はひかれていないが、その南部の海岸線は日本のそれと同じ色で引かれ、北部のロシアの海岸線の色とは区別されている。なお、日本の形体については、九州や四国の特異な形など、伊能図やシーボルト図よりも以前の地図の影響が残っている。 製作年1863年。


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