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情報所有館 : 石川県金沢港大野からくり記念館 

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蝦細工

からくり師大野弁吉作の木工細工。弁吉は根付、その他飾り物置物等の地域の需要に応じた身近なものを多く製作しているが、この蝦の細工は腹部に弁吉の号「一東」が彫刻されており、彫刻師としての腕の確かさをいかんなく発揮したものである。個人蔵。


蟹細工

からくり師大野弁吉作の金工細工。弁吉は根付、その他飾り物置物等の地域の需要に応じた身近なものを多く製作しているが、この蟹の細工は緻密な写実的表現で、金工師としての弁吉の高い技術力がよく発揮されている。個人蔵。


根付 蛤

からくり師大野弁吉は印籠や煙草入れの根付、その他飾り物置物等の地域の需要に応じた身近なものを多く製作した。なかでも根付細工はその技量をいかんなく発揮しており、この蛤の根付は、大蛤(蜃)が気を吐くと楼台ができる(蜃気楼)という中国の伝説に基づいた細工で、口を開いた刳り彫りの蛤の中に、碁を楽しむ人物が見える細密な描写は人々を大いに驚かす。個人蔵。


機巧 舞妓人形

からくり師大野弁吉作と伝えられている台付からくり。台の側面にあるハンドルを回すと、台の中に仕掛けた紐の動きで、人形が太鼓をたたき、童児が舞う仕組みである。


機巧 鯉の滝昇り

からくり師大野弁吉作と伝えられている台付からくり。台の側面にあるハンドルを回すと、台の中に仕掛けた紐の動きで、人形が太鼓をたたき、鯉が滝を昇り洞穴の中に姿を消すのを繰り返す仕組みとなっている。


指南車(模型)

車の中央の歯車装置で人形が一定の方向を向くように左右の車輪の回転差をなくしている。(株)長岡歯車製作所製である。長さ1.9m、幅0.96m、高さ1.9m、車輪直径0.96mである。


記里鼓車(模型)

円周の分かっている車輪の回転数で進んだ距離を知る車。決められた距離ごとに太鼓が鳴る。(株)長岡歯車製作所製である。長さ1.8m、幅0.9m、高さ1.5m、車輪直径0.9mである。


覗きからくり

この覗からくりは、直接小さな穴から中の絵を見るタイプである。当館にある絵の大きさは縦1m横1.8mほどであり、5枚の絵が節をつけた語りに合わせて入れ替わる。出し物は、加賀尾山(金沢市内)の庶民の間に古くから伝わる継子いじめの「お銀こ金」という昔話である。


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