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情報所有館 : スリーエム仙台市科学館 

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マイクロ波無線装置国産第1号機

※2GHz帯マイクロウェーブ通信機(高さ約2m,幅1.3m)昭和28年頃に日本で初めて実用化された無線装置です。東北電力で使用されていました。この装置が開発される前までは,連絡に有線の電話を使用していましたが,風や雷,雪などで電線が切れることが多く,無線での通信機の開発が必要になりました。このマイクロ波(ウエーブ)無線装置が導入されることにより,連絡がスムーズになり,なおかつ通信できるチャンネル数が増え伝達できる情報量が飛躍的に多くなりました。


原子力防災支援ロボット・SWAN

東北大学大学院情報科学研究科から寄贈されたロボットで, 原子力防災支援システム用のロボットです。動作試験をしただけで実践使用はされていませんが,耐用年数(5年)を過ぎたため廃棄処理されたもので,東北大が研究用に受け入れていたものが当館へ寄贈されました。


日本初のロータリーエンジン

ロータリーエンジンはピストンの代わりにローター(回転子)を用いたエンジンです。動作は通常のピストンエンジンと同等です。軽量でコンパクトな特徴を持つエンジンです。当館にあるエンジンは可動カットモデルのマツダ2ローターロータリーエンジンです。


天びん

等竿比てんびん。大正時代から昭和50年代まで使われていました。この天秤は昭和30年代の元素分析用です。初期の化学てんびんは試料を片側の皿に微量分銅をピンセットで最新の注意を払いながら載せていき,天秤を釣り合わせながら読み取る方式です。


昔の電話機

2号共電式壁掛電話機(1909年明治42年)は電源を電話局に集中して共同使用したことから共同電池式と名付けられました。3号自動式卓上電話機(1933年昭和8年)は送話機と受話器を一体にしたスタイルで標準スタイルとして30年間にわたり活躍しました。そのほかにも4号-A自動式卓上電話機(1950年昭和25年),600-A自動式卓上電話機(1962年昭和37年),601-P卓上自動式電話機や携帯電話機,写真電送装置などが保管されています。


昔の実験装置

1952年に始まった,50年以上にわたって続けられてきた伝統ある実験学習「科学館学習」について紹介しています。仙台市内の中学生は全員,科学館において,「科学館学習」を受講し,実験・観察・展示学習を行っています。


国産小型機エアロスバル FA-200

実際に飛行していた機体を一部解体して展示しています。コックピットに座って操縦桿を操作することで主翼のフラップや垂直尾翼を動かすことができます。当館に展示している機体は富士FA-200-180:で機体の大きさはW9,420・L8,170・H2,590 ・重量 650kg ・エンジン出力 180HPの片翼構造透視加工を施されています。


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