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情報所有館 : 日本のあかり博物館 

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瓦灯

瓦 でできたあんどん。風のない日や、強いあかりが欲しいときには、油を入れた皿を頂部にのせて火を灯した。風の強い日やわずかなあかりでよいときは、火皿を 内部に入れて火を灯した。


有明あんどん

ふた付きのあんどん。座敷で使うさいには、ふたを台として、その上に火袋をのせた。持ち運びのさいや、弱いあかりでよい ときは、火袋の上に台をかぶせて使用した。火を弱めて使うと、有明の月がでるころまで使うことができたということから、この名がついた。


書見あんどん

レンズをつけたあんどん。レンズ部は可動式で、レンズを光源の位置にあわせると、集中したより強いあかりを得ることがで きた。大隅源助商店の引札に見られる形。


遠州あんどん

円筒形の火袋の中に置いた皿に油を入れ、火を灯した灯火具。火袋は2つの輪を組み合わせてできていて、一方を横にスライ ドさせると大きく口をあけるため、火の調節等を容易に行なうことができた。


看板あんどん

火袋の中に入れた皿に油を入れて火を灯した灯火具。食堂の入口に下げられていたもので、あかりと看板の2つの役目を果た した。火袋には「とんびに油あげ」などの洒落をきかせた文句が記されている。


根つけ型燭台

持ち運びに便利な工夫が施された小型のろうそく立て。燭台は組み立て式で、部品を1つずつ取り外すと、すべて燭台の台座 部分にしまうことができる。燭台をしまった状態でふたをすると根付となるため、この名がついた。真鍮製。


折りたたみ燭台

持ち運びに便利なように、土台となる3本の柱を折りたたむことができるように工夫された燭台(ろうそく立て)。使用時に は3本の柱を広げ、頂部にろうそくを立てて日を灯す。


伸縮自在燭台

土台の上に2本の柱が立つ燭台。使用場所によって光源の位置(高さ)を変えることができるよう、ろうそく立てのついた柱 が上下する工夫が施されている。鉄製。


小田原ちょうちん

小型の箱ちょうちんで、火袋の中でろうそくに点灯した。火袋は蛇腹状に折りたたむことができ、折りたたむと懐に入れて持 ち歩くことができたため「懐ちょうちん」とも呼ばれた。


けんざきちょうちん

細い竹ひごを縦にはったちょうちん。持ち運びのさいには、上下の輪を引っ張り、細長い棒状とする。和紙は貼られない。


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