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情報所有館 : 花王ミュージアム 

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カオークレヨンと花王タルカム

花王の油脂技術を活かし、戦時中に製品化された「カオークレヨン」と、汗しらずの「花王タルカム」。石鹸の売上減少を補った商品のひとつで、1941年に発売された。


合成洗剤の先がけとして発売された「花王粉せんたく」

1951年(昭和26年)発売。昭和26年当時、家庭用合成洗剤は「ソープレスソープ」、すなわち「石鹸でない石鹸」とうたわれていたが、「花王粉せんたく」はこの分野を切り開いた。1個200g50円の赤い袋詰めで、粉石鹸を連想させる名称には消費者に親しみをもってもらうという狙いが込められていた。


電気洗濯機メーカーとタイアップ販売した「ワンダフル」

「花王粉せんたく」発売2年後の1953年、成分の改良に伴い名称が再検討された。「粉せんたく」「ザブ」「ワンダフル」の三つの名前を候補とし、新聞広告で投票を募ったところ「ワンダフル」が圧倒的支持を得た。こうして「花王粉せんたく」は「ワンダフル」と改称され、1953年4月、合成洗剤「ワンダフル」(1袋50円)が市場に送り出された。赤いパッケージから「赤ワン」と呼ばれ、広く親しまれた。


粉末中性シャンプーとして発売された「花王フェザーシャンプー」

1955年中性シャンプーとして発売された「花王フェザーシャンプー」は、アルミホイル3g入り2袋綴り10円で売り出された。中性で泡立ちもよく、ポマードを使用する男性にも好評で、大ヒット商品となった。また、東南アジア諸国にも輸出され、現地でも生産された。


食器・野菜洗い専用「ワンダフルK」

肉や油の摂取量が増え、生野菜をとる習慣が拡がるという食生活の変化に対応し、厚生省は、優れた洗浄力で食器の油汚れをおとし、寄生虫卵の駆除に有効な合成洗剤による食器・野菜洗浄を推奨するとともに、洗剤メーカーに対して食器・野菜洗い専用洗剤の発売を要望していた。こうした背景により、食器・野菜洗い専用洗剤「ワンダフルK」は誕生した。 粉末タイプ1958年発売。


花王初の石油系合成洗剤として発売された「ザブ」

高度成長期に突入して日本にも大衆消費社会が到来します。合成繊維と電機洗濯機の普及に伴い、粉末石鹸から合成洗剤へと急速に転換していった。高級アルコール系から出発した合成洗剤は、石油系に主力が移っていき、花王も1960年3月に石油系合成洗剤「ザブ」を発売した。


生活様式の洋風化に対応して発売された住居用洗剤「マイペット」

1960年11月に住まいの洗剤「マイペット」(350cc100円)を発売。生活様式も洋風になり、タイル式の洗面所・浴室やリビングキッチンが増えて、家具調度品も増加してきた。生活様式の洋風化に対応して発売されたのが住居用洗剤「マイペット」です。


ソフト化第1号台所用洗剤「ファミリー」

日本での合成洗剤のソフト化は台所用洗剤から始まるが、花王では1965年11月、台所用洗剤「ファミリー」を発売している。これは高級アルコールを用いたソフトタイプで、手荒れ防止剤も配合しており、手荒れに悩む主婦から好評をもって受け入れられた。


化学品から生まれた洗濯仕上げ剤「花王ソフター」

花王では工業用の衣料用繊維柔軟剤を早くから手がけていましたが、皮膚の安全性を第一に考えて開発を進め、1962年2月、業界に先がけて帯電防止・柔軟仕上剤「花王ソフター」を発売しました。経済の高度成長期を迎えて人々の生活も豊かになり、合成繊維の普及ともあいまってファッションも多様化していたこの時期、家庭でも洗濯仕上げに繊維の風合いを重んじる消費者のニーズが芽生えていて、「花王ソフター」は徐々に普及していった。こうして発売された仕上げ剤は、名称に一般名を使用しており同名の類似品が出回ったため、1966年に「ハミング」と改称し、ブランドの確立を図った。


合成洗剤では落ちない汚れを落とす「花王ブリーチ」

1962年発売の家庭用漂白剤。合成洗剤では落ちない汚れを落とすために開発され、家庭洗剤の幅を拡げた製品だった。この商品は、名称に一般名を使用しており同名の類似品が出回ったため、1966年に「ハイター」と改称し、ブランドの確立を図った。


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