「土とトラクタの博物館 土の館」 に対する検索結果 : 10

情報所有館 : 土とトラクタの博物館 土の館 

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カルチベーター(除草機)

馬に挽かせて、畑の雑草をすじごとに除草する農具。(傾斜地用)昭和40年代まで使われた。年代:昭和20~40年頃


すじ切り

肥料や種を蒔くのに、馬に挽かせて畑に溝をつける農具。昭和30年代まで使われた。年代:昭和初期~40年頃


方形ハロー(砕土整地機)

プラウで土を耕した後、馬に挽かせて砕土整地をする農具。昭和30年ころまで使われた。年代:昭和初期~30年頃


馬耕用のプラウ

1932年(昭和7年)製造。1頭七分曳き。土づくりのため、より深耕すべく改良された創業者の傑作品。各博覧会に入選合格、数多の金杯を受賞する。年代:昭和7年


馬耕用上下反転(リバーシブル)プラウ

1952年(昭和27年)製造。日本で始めてのプラウ。当時は傾斜地用として開発された。等高線に山側に耕す。年代:昭和27年


十勝岳の泥流モノリス

深さ4メートル幅1メートルの土壌標本。大正15年5月24日十勝岳が大爆発、火山灰や溶岩は残雪を溶かし大泥流が発生、25KM下流の草分部落一帯に時速40KMとも言われる速さで押し寄せた。死者144名、田畑800ヘクタールが泥流に埋まる大災害となる。泥流の深いところは8尺(2,5M)にもなった。年代:大正15年


110年前の蒸機トラクター

1902年(明治35年)ジョウジホワイト&サン社製(カナダ)。25馬力、自重9トン。燃料は石炭、薪。価格:2,650カナダドル…当時の小型飛行機が買える値段。マクブライド農場(3,000ヘクタール)で30年間使用。のちにアーニーが鑑賞用に所有し、1973年ワトソン兄弟が完全復元。1996年三谷耕一牧場(北海道由仁町)が所有していたものを、2001年、土の館に寄贈された。年代:1902年


フォードソントラクタ

1922(大正11)年フォードソン社製(アメリカ)。F22馬力。クランクハンドルでガソリン始動、石油に切り替え、内燃機関としては初期の80年前のもの。1923(大正12)年八雲町徳川農場で導入、国内で2~3台目のもの。当時の価格1、910円は米140俵ほどの時代、付近の農家の驚きの様子が八雲町史に記されている。徳川農場閉鎖になり、後に元山氏が譲り受け、使用、保存していた。国内現存機種では希少価値の高い産業遺産の1台。年代:1922年


ファモールカブトラクタ

1951(昭和26)年インターナショナルハーベスター社製(アメリカ)。CUB型9,75馬力。ガソリンエンジン。1951(昭和26)年奈井江町北修二氏導入。価格は80万円当時農家1年の販売高が6~70万の頃、機械化の先鞭をつける導入だったという。モーアでの牧草刈りなど威力を発揮した。50年を過ぎた今も部品供給がなされている。同型は以後8年間に道内で108台導入している。年代:1951年


トラクターA館

土の館は1992(平成4)年開館し、本館の他、トラクター館A,B館(北海道の戦後開拓当時の50~60年前のトラクターが80台展示しています)プラウ館などが併設しています。また、2004年北海道遺産にも選定されています。


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