TOP 第2回日本の技術革新フォーラムのご案内
- 文部科学省科学研究費補助金特定領域研究
「日本の技術革新 ―経験蓄積と知識基盤化―」第2回フォーラム」
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主催： 日本の技術革新フォーラム実行委員会
日時： ２００６年９月２２日（金） 9：00～19：00
会場： 国立科学博物館新宿分館 研修研究館4階 講堂
場所： 東京都新宿区百人町3-23-1
第2回フォーラムの趣旨： 日本は明治維新以来、欧米の技術を導入して近代化を図り、現在は世界の先端技術を担うまでとなりました。特に第二次世界大戦後には、多くの科学技術者達の努力により、日本は驚異的な発展を遂げ、世界が注目するところとなりました。それらの経験を蓄積し、知識基盤化することによって、次の世代に継承することが、これからの技術革新には必要だと考えます。
そのため、これまでおこなわれてきた日本の技術革新の事例を収集・分析・解釈をおこなう目的で、平成17年度から平成21年度までの5カ年で、文部科学省科学研究費補助金の支援を受けて特定領域研究「日本の技術革新－経験蓄積と知識基盤化－」の研究活動を始めました。
平成18年度からはこれまでの計画研究8件に加え、公募研究として18件が採択され、これまで以上に特定領域研究内外での成果発表、情報交換の場が必要と考えられます。本フォーラムでは計画研究と公募研究の成果発表と活発な議論を通して、特定領域研究「日本の技術革新」のこれからのあるべき像を模索し、技術革新の体系化を行っていきたいと考えます。
２．プログラム詳細： 総合司会 久保田稔男 9:00- 開会挨拶 国立科学博物館理事 北村幸久 9:10- 趣旨説明 領域代表者 清水慶一（国立科学博物館）
9:40- １）日本の技術革新の収集（各10分）
- わが国の双眼鏡およびその製造業の発展に関する調査研究
西城惠一（国立科学博物館） - 技術革新が家庭生活に与えた影響に関する研究―「台所」を中心として―
内田青蔵（埼玉大学） - 日本の家庭用電化製品の開発と発達に関する研究
石村眞一（九州大学） - 世界初のマイクロプロセッサにおける知識の基盤化と社会浸透の記述
中村 彰（秋田大学） - 和紙製造法の技術革新
稲葉政満（東京芸術大学） 代理：近藤 文（東京芸術大学） - 20世紀後半における非鉄金属製錬技術の変遷調査―技術の伝承に向けて―
山下智司（千葉工業大学） - 日本の近代製鉄における技術革新の分析に関する研究
西尾一政（九州工業大学） 代理：桝本弘毅（元 九州工業大学） - 戦後日本における鉄鋼製造技術の技術革新
黒田光太郎（名古屋大学） - 技術革新に関する企業内資料の調査研究
竺 覚暁（金沢工業大学） 代理：山崎幹泰（金沢工業大学） - 電気関連技術に関わるマルチメディア技術史アーカイブの情報発信方法の研 究
末松安晴（国立情報学研究所） 代理：大来雄二（金沢工業大学）
11:20- 第一部総括（20分 司会 三上喜貴（長岡技術科学大学）
11:40- 休 憩（60分）
12:40- ２）日本の技術革新の収集 － 分析（各10分）
- セラミックスの技術革新に関する調査研究
北條純一（九州大学） - 化学産業における技術革新の規定要因に関する分析
永田晃也（九州大学） - オーラルヒストリーによる戦後技術の調査研究―電気技術について―
原島文雄（東京電機大学） 代理：永田宇征（国立科学博物館） - 日本が先行した機能性材料における技術革新
宮寺 博（大阪工業大学） - 戦前・戦時中の航空機用揮発油の技術開発―海外技術導入と独自技術―
三輪宗弘（九州大学） - 産業技術史資料に基づいた日本の技術革新に関する研究
久保田稔男（国立科学博物館） - 新幹線の技術開発の系譜に関する研究
宮本昌幸（明星大学） - 国家的大規模プロジェクトにおける技術融合メカニズム
野城智也（東京大学）
14:00- 第二部総括（20分） 司会 後藤 治（工学院大学）
14:20- 休 憩（15分）
14:35- ３）日本の技術革新の分析 － 解釈（各10分）
- 技術リスク管理のための社会システムの歴史的発展過程に関する研究
三上喜貴（長岡技術科学大学） - 建築物・都市施設の保全に関わる法令・基準の整備と技術革新
後藤 治（工学院大学） 村上正浩 （工学院大学） - 戦中・終戦直後の工学教育と産学連携の技術革新への効果
光田好孝（東京大学） - 日米国立科学博物館における技術革新展示に関する比較研究
財部香枝（中部大学） - 模倣から創造へ：コンピューティング技術に関する知識の流れ
喜多千草（関西大学） - 伝統産業における技術革新の知識基盤化
中森義輝（北陸先端科学技術大学院大学） - 地域の嗜好・文化に対応してきた技術革新過程のモデル化
伊藤英則（名古屋工業大学） 代理： 亀山哲也（産業技術総合研究所） - 技術革新の構成論的研究―生産システムの発展とその社会的受容について ―
上田完次（東京大学） 代理：内藤 耕（東京大学）
15:55- 第三部総括（20分） 司会 野城智也（東京大学）
16:15- 休 憩（15分）
16:30- 特定領域研究の今後について（60分） 司会 清水慶一（国立科学博物館）
17:30- 閉 会 18:00-19:00 懇親会
参加申し込み方法
フォーラムに参加ご希望の方は、以下の事項をご記入の上、電子メールまたは別添のFAX送信票（PDF）にてお申し込み下さい。（懇親会費：未定）
申し込み期限：平成１８年９月８日（金）- 氏名（フリガナ）
- 所属
- 役職
- 住所
- 電話番号
- FAX番号
- E-mailアドレス
- 懇親会の出欠について
＊ 後日 参加票をFAXまたは電子メールにてお送りしますので、当日ご持参下さい。
＊ なお、誠に恐れ入りますが、定員になり次第締め切らせていただきます。
＊ 会場の都合上、お車でのご来場はご遠慮願います。連絡先 国立科学博物館 産業技術史資料情報センター TEL： ０３-３５１０-０８８０ FAX： ０３-３５１０-０８８９ E-mail： 
担当： 赤間
（当日の連絡先：０３-３３６４-２３１１（代表））
本領域のホームページ（http://sts.kahaku.go.jp/tokutei/）も御覧下さい。
会場「国立科学博物館分館」アクセスマップ (印刷用PDFはこちら)
交通
JR山手線「新大久保」駅から徒歩8分
JR中央線「大久保」駅から徒歩6分所在地
〒169-0073
東京都新宿区百人町 3-23-1
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