(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
医療用X線装置 ダイアナ号 |
資料番号 : 907390900003 |
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所在等 | 島津製作所 創業記念資料館 |
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所在地 | 京都府京都市 |
製作(製造)年 | 1918年(現存実機は1920年以降の製作) |
種類 | 量産品 |
製作者(社)等 | 株式会社 島津製作所 |
調査機関団体 | X線管装置(神戸主任調査員) |
特徴 | 用途:透視・撮影・治療 製造年:大正7年(1918)~昭和11年(1936)頃まで製造 定格:120kVp 100mA(最終的には170kVp 150mA) 1台で多様な目的に対応できる汎用X線装置としてDr. W. C. RöntgenによるX線の発見(1895)から23年後に完成しました。当時は出力が安定しかつ長寿命なX線管の改良と、短時間撮影が可能な大電流高電圧電源の開発という2つの技術的課題がありましたが、前者はクーリッジ管に対応可能な機器の提供により、また後者は感応コイル式に替えて交流電源と変圧器を使用した高電圧電源を採用することにより解決します。また、優美な彫刻をほどこしたキャビネットは、装置廃却後も洋服タンスとして使用されたという逸話が残っています。 |
資料公開状況 | 公開 |
調査票記入日 | 2017/01/05 |