(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
国産「電着塗装」第1号車と共に塗装されたカーモデル (アニオン型電着塗装) |
資料番号 : 904490571007 |
所在等 |
日本ペイント歴史館 |
所在地 |
大阪府大阪市北区 |
製作(製造)年 |
1964年 |
種類 |
量産品 |
製作者(社)等 |
日本ペイント株式会社 |
調査機関団体 |
平成21年度大沼主任調査員調査分 |
特徴 |
自動車ボディは、道路の凍結防止用に撒かれる岩塩で錆が発生し易かったため、防錆塗料や塗装法の開発が急務でした。そこで水性塗料の槽の中に被塗物を浸漬し、塗料を+極に、被塗物-極に直流電流を通して塗料を付着させる「電着塗装」を日本ペイント株式会社と東洋工業株式会社(現株式会社マツダ)とが共同開発しました。このシステムは複雑な形状の奥まで均一に連続塗装でき、塗着効率が高く経済的で、環境にも優しい画期的な塗料、塗装法として急速に普及しました。このカーモデルは、1964年(昭和39年)に国産車として初めて電着塗装を採用した東洋工業株式会社の電着塗装第1号車と共に塗装された、現存する最古のアニオン型電着塗装のミニチュアカーモデルです。 |
資料公開状況 |
公開 |
調査票記入日 |
2009/12/27 |
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