(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
日本初の化学の教科書「羅斯珂(ロスコー)氏化学」 |
資料番号 : 904490571003 |
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所在等 | 日本ペイント歴史館 |
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所在地 | 大阪府大阪市北区 |
製作(製造)年 | 1877年 |
種類 | 設計図・文献 |
製作者(社)等 | 東京開成学校 (東京大学の前身) |
調査機関団体 | 平成21年度大沼主任調査員調査分 |
特徴 | 明治9年(1876年)~10年に中学校・師範学校用として東京開成学校(東京大学の前身)から発行された日本最初の化学の教科書。 日本ペイント株式会社の創業者、茂木重次郎の兄:春太が英語が得意で、東京開成学校の助手として奉職中、英国人ロスコー著「レッスンズ イン エレメンタリーケミストリー」を訳したものです。その後版権は文部省編輯局にも移りましたが、引き続き14年間に亘って化学教育に貢献しました。明治11年には「新化学要理」も翻訳し発行されましたが、その間に自然に身に付けた化学の知識が、塗料や亜鉛華(無毒白粉)の研究に生かされ、印税収入は全て事業化を目指す弟:重次郎の塗料製造法研究開発資金に注がれました。 |
資料公開状況 | 公開 |
調査票記入日 | 2009/12/27 |