積層チップLCフィルタ

資料番号 : 903190430012
所在等 TDK(株)マグネティクスB.Grp.
所在地 秋田県にかほ市
製作(製造)年 1983
種類 量産品
製作者(社)等 TDK(株)
調査機関団体 平成20年度一ノ瀬主任調査員調査分
特徴 電子機器の小型・軽量化が進む中で、電子部品の小型化が要求されている。しかし、インダクタやコンデンサの単機能部品の小型化だけでは、実装上などの問題が生ずる。そこで、高密度実装の壁を突破すべく、考えられてきたのがチップ複合化の技術である。インダクタとコンデンサを一体化したものが、積層チップLCフィルタである。具体的な製品としては信号処理用LCフィルタ、BMC対策フィルタなどがある。インダクタ部を構成しているフェライトとコンデンサ部の誘電対セラミックスを一体積層、同時焼成することによって実現した。1983年代初めにビデオカメラから採用が始まり、現在でも多くのデジタル電子機器で広く採用されている。写真は1983年に開発された積層チップLCフィルタ。磁性体フェライトと誘電体セラミックスを一体積層 焼成するという世界初の技術によって実現した。
資料公開状況 公開
調査票記入日 2008/12/25
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