日本国有鉄道テラ1形146号 17トン積鉄製有蓋車

資料番号 : 902990410020
所在等 貨物鉄道博物館
所在地 三重県いなべ市
製作(製造)年 1965
種類 量産品
製作者(社)等 協三工業株式会社
調査機関団体 平成20年度荒井主任調査員調査分
特徴 昭和40年に協三工業(株)が製作した17トン積鉄製有蓋車。鉄製有蓋車は生石灰・セメントなどの水漏れを嫌う積荷の輸送用として、屋根や床面を含む車体全体を鋼製とした車種。その歴史は明治時代にまで遡るが、昭和40年代になるとトラック輸送や私有ホッパ車に移行したため、本形式が我国鉄製有蓋車の最終形式となった。荷重を従来より2トン増やして17トンとするため、車輌限界を従来より拡大して車内容積を増加し、軽量化のため新構造の軽量台枠を採用した。本車は石灰鉱山を控えた美濃赤坂駅に配置され、同駅からの製品輸送に使用されたが、昭和62年の国鉄分割民営化(JR化)の際、同社に継承されず廃車となった。その後、日本貨物鉄道(株)より当館に寄贈頂いた。〈寄贈:日本貨物鉄道(株)〉
資料公開状況 公開
調査票記入日 2008/12/29
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