(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
日本貨物鉄道シキ160形160号 130トン積吊掛式大物車 |
資料番号 : 902990410017 |
所在等 |
貨物鉄道博物館 |
所在地 |
三重県いなべ市 |
製作(製造)年 |
1955 |
種類 |
量産品 |
製作者(社)等 |
日本車輌製造株式会社 東京支店 |
調査機関団体 |
平成20年度荒井主任調査員調査分 |
特徴 |
富士電機製造(株)が大型変圧器輸送用として昭和30年に製作した130トン積の吊掛式大物車。日本車輌製造(株)製で、同社が昭和28年頃製作した我国初のシュナーベル式荷受梁を大型化した設計。吊掛式の大物車は世界でも保存例が少ないうえ、最大荷重130トンは我国の保存貨車中で最大級。3軸台車4基、まくら枠2組、吊掛式の荷受梁から構成され、積荷の変圧器を中央から分割した荷受梁に挟み込んで輸送する。車体は高張力鋼(当時のSHT2)を全面的に採用し、荷受梁は梯子形フレームをトラスに組んだ超計量構造で、組立は溶接と鋲接の併用。富士電機製造(株)の所有者として多数の変圧器輸送に活躍したが、平成14年12月に廃車された。〈寄贈:(株)日本AEパワーシステムズ〉 |
資料公開状況 |
公開 |
調査票記入日 |
2008/12/29 |
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