(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
安定化ドロマイト煉瓦 |
資料番号 : 700390520004 |
所在等 |
九州耐火煉瓦株式会社 |
所在地 |
岡山県備前市 |
製作(製造)年 |
1956~1965 |
種類 |
量産品 |
製作者(社)等 |
九州耐火煉瓦株式会社 |
調査機関団体 |
平成20年度平櫛主任調査員調査分 |
特徴 |
戦後の塩基性原料入手難から、国産ドロマイト鉱の耐火物への応用研究を昭和22年より着手し、消化および粉化性という本質的な欠陥を解消した安定化ドロマイトクリンカーの製造に成功した。このクリンカーを主原料とした安定化ドロマイト煉瓦「KDT」が昭和28年8月に製造され、耐消化性に優れた塩基性煉瓦の製品化がなされた。そして、八幡製鉄所での転炉製鋼用煉瓦として検討され、昭和29年3月設置された5t試験転炉の内張り煉瓦として最初に採用され、1327回の試験吹錬が行われた。また、昭和31年8月より八幡製鉄所洞岡工場に建設されたわが国最初の50t転炉内張り煉瓦全量に使用され、その後の転炉導入期の主要煉瓦として位置づけがなされていった。 |
資料公開状況 |
非公開 |
調査票記入日 |
2008/10/23 |
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