(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
錫メッキ 不溶性陽極システム |
資料番号 : 700190290014 |
所在等 |
日本製鐵株式会社 広畑製鐵所 |
所在地 |
兵庫県姫路市 |
製作(製造)年 |
1978 |
種類 |
その他 |
製作者(社)等 |
日本製鉄株式会社 |
調査機関団体 |
平成18年度池田主任調査員調査分 |
特徴 |
1978年に新日鐵が開発・実用化した不溶性電極システムは、製缶法への溶接技術導入の拡大に伴う錫付着量均一性ニーズの拡大から具現化された。 従来の錫メッキ法は、米国から技術導入した錫陽極イオン供給法であり、錫アノードから電解液へSnイオン供給するため通板量と共にアノードが消費され、一定期間で電極を交換する必要があり、その結果交換前後の電極間で電極厚み差異が大きく、これらが製品幅方向の錫付着量のバラツキの要因であった。 溶接製缶法では、幅方向の付着量均一性が大きな品質影響因子であったが、別系システムからSnイオンのみを電解液に供給することで不溶性電極を通用可能ならしめる本システムはエッジマスク装置の併用と共に溶接製缶用錫メッキ鋼板のパフォーマンスを飛躍的に向上させた。 |
資料公開状況 |
非公開 |
調査票記入日 |
2007/01/26 |
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