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情報所有館 : 三木市立金物資料館 

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宮野 平次郎(胤吉)作 挽切鋸(柄付)と両刃鋸(柄付)

播州三木の鋸鍛冶、宮野平次郎(明治34年~昭和47年)。明治の鋸三名人(中や平治郎、中や助左衛門、宮野平次郎)の系譜を引く三代目。本品は、挽切鋸(横挽き片刃)の刃渡一尺(305mm)柄付と、両刃鋸の刃渡九寸(265mm)柄付である。


宮野 鉄之助(遠藤朝也)作 挽切鋸(柄付)と両刃鋸(柄付)

播州三木の鋸鍛冶、宮野鉄之助(明治34年~平成8年)。宮野平次郎家からの分家で二代目、遠藤四方斎朝也の号で「秋の志らべ」、「里の暁」、「若葉の薫」などの作銘を切った昭和の名工。玉鋼を扱う刀匠でもある。本品は、挽切鋸(横挽き片刃)の刃渡一尺(298mm)柄付と両刃鋸の刃渡八寸(240mm)柄付である。


宮野 平次郎(國吉)作 現代刀

三代目宮野平次郎は、大阪陸軍造兵厰造刀最初の刀匠でもある。本品は、全長960mm、刃長666mm、反り15mmを測り、柄には「宮野平次郎 國吉」と「昭和弐拾年六月日」の銘がある。初代から玉鋼を使用する鋸刃物を製造していたので、この鍛錬の技が受け継がれてきたのであろう。


千代鶴 貞秀(神吉義郎)作 小刀(黒蜥蜴)

播州三木の鉋鍛冶、初代千代鶴貞秀(明治41年~平成11年)。本品は、福岡県の山本幸寛氏に贈られた「黒蜥蜴」と銘を刻む小刀(切出し)である。全長207mm。昭和53年11月製作。


千代鶴 貞秀(神吉義郎)作 合せ鉋(淡路の夕凪)

初代千代鶴貞秀。一世を風靡した「乱菊」、「比良の夕映」、「古都の夕霧」などの作銘を切った昭和の名工。本品は、「淡路の夕凪」と銘する鉋刃と同押之刃である。刃幅は65mm。昭和60年3月製作。


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