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情報所有館 : めがねミュージアム 

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増永 五左ェ門(マスナガ ゴザエモン) 翁像

福井県に眼鏡産業を広めた増永 五左ェ門の銅像。福井県が眼鏡作りを始めたのは、1905年。農閑期の収入源として、大阪や東京から職人を招き入れ、眼鏡の作り方を学んだ。新聞や雑誌が次々と発行され、眼鏡の需要が高まっていることを見越しての判断であった。


鞴(フイゴ)

ハンドルを前後に動かし、パイプを通して風を送る道具。火力を強める際に使用される。当時の眼鏡の原材料である赤銅(銅・金・スズの合金)を溶かす為には、1100度以上の熱が必要で、燃料には松炭とコークスが使われていた。 年代:大正~昭和初期


竿秤(サオバカリ)

赤銅合金の材料となる銅・金・スズなどの配合を調整するための重量計。右手で持って、天秤の釣り合いで重さを測る。 年代:大正~昭和初期


猪口(ちょく)

原材料を溶かすための容器。食器のお猪口に似ている。 年代:大正~昭和初期


鋳型(いがた)

溶かして混ぜ合わせた金属を流して固める型。 年代:大正~昭和初期


金床(かなとこ)

冷えて固まった合金をハンマーで叩いて伸ばす台。当時の工場(こうば)からは、ハンマーを打つ「カーン、カーン」という音が響いていたそう。 年代:大正~昭和初期


シャチ

叩いて伸ばした合金を更に細く伸ばすための器械。金型によっては、レンズを入れる為の溝も、同時に掘ることができる。二人組で、「ちょい、ちょい、ずー」の掛け声と共に動かす。これを使う事で赤銅線は太さ4mm程度にまで細くなる。 年代:大正~昭和初期


シャチ用金型

シャチに取り付けられた金型。大小様ざまな穴を使い分けて、段々と細く伸ばしていく。カギ状に尖らせてある穴を使えば、レンズ溝が掘れる。 年代:大正~昭和初期


小型シャチ

通常のシャチでは伸ばし切れない細い金属線(1.5mm~0.3mm)を作る際に使用される小型のシャチ。縄手の材料を作る際などに使われていた。 年代:大正~昭和初期


ネジづくり

ネジも一本一本手作業で作られていた。材料は主に洋白を使用。チャックで固定した針金をヤスリで削り、ダイスに通してネジ溝を掘った。 年代:大正~昭和初期


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